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「ほうっておいても大丈夫な子供」にするために必要な親のありかたって?【ジョビィキッズ「わが子のやる気の育て方」・17】

2019.02.20

芦田愛菜ちゃん、鈴木梨央ちゃん、寺田心くん所属
No.1子役タレント事務所 ジョビィキッズの子育てメソッドを公開!

芦田愛菜ちゃん、鈴木梨央ちゃん、寺田心くんをはじめとする子役タレントをドラマ・映画・CMなどに続々と送り出している子役タレント事務所・ジョビィキッズ。

子どもたちの“やる気”、“自信”、“素直な心”、“折れない心”、“個性”を育てるためのジョビィキッズの子育てメソッドを集めた書籍『わが子のやる気の育て方』が話題です。

Hanakoママウェブでは、この書籍の一部をウェブで公開することになりました。子育ての悩みを解決するヒントが見つかるかもしれません。


(書籍『わが子のやる気の育て方』 第六章より)

思い悩んだときは、自分自身を信じてください。

ジョビィキッズ17

普段、私たちがレッスンで苦心するのは、子供たちから〝感情を込めた演技〞をどう引き出すかということです。いまだかつて経験したことのない感情を表現するため、そこにどう気持ちを持っていくかはとても難しいこと。
 
でも、〝泣く演技〞だけは別なんです。〝誰かが親の悪口をこんなふうに言った〞というシチュエーションを与えると、子供は感情を高ぶらせて、本物の怒りと悔しさで、すぐに泣き始めるんです。自分に対する悪口じゃない。親の悪口を言われることが、子供にとってはいちばんつらい。そのたびに私たちは、どの子も親が大好きなんだなと感じます。
 
かくいう私も、正真正銘のマザコンです。私の母は、自分のため、家族のために懸命に働き、子供を愛し、子供の可能性を後押しするためならどんな労力もいとわない人。豪快でまっすぐで、私が悪さをすれば平気で雷を落とす人でした。
 
でも私は、「母は、私のために頑張ってくれている」「私のことを思って叱ってくれる」と感じ、その愛を疑ったことは一度もありませんでした。なぜなら、母が自信満々だったからです。彼女にもきっと不安に思うことはあったでしょうが、それを凌駕(りょうが)する頼もしさがありました。

そんな母も弱い部分はありました。母の涙を見たときは、「自分がその涙を拭いてあげたい、母を守ってあげたい」と、子供心に感じたものです。
 
今の親御さんたちは子供思いで優しくて、その思いが強い人ほど、「本来の自分よりこういう人でいよう」とか「頑張ってる私になりたい」と思っているように見えます。そう思うがゆえに必要以上に無理をして、疲れたりプレッシャーを感じたり、つらくなったりするんじゃないかなと思います。
 
でも、そんなに頑張らなくても十分素敵だし、もっと本当の自分のままでいいんじゃないでしょうか。子供たちだって、「いい親じゃなきゃだめ」とか「すご人でいてほしい」なんてことを望んでいないと思います。ただただ自分の親がよかったりする。別に親が勝手に思う〝理想のお母さん〞〝理想のお父さん〞じゃなくてもいいんです。
 
子供のうちはそうじゃないと思っていた人も多いかもしれませんが、親は必ずしも強いばかりじゃないですよね。人間なんですから、笑ったり泣いたり、弱い部分も隠さずに、もう少し等身大の背中を見せてあげたらいいんじゃないかなと思います。時にはそんな親の人間味あふれる姿が子供たちにとって参考になったり、そのなかに見え隠れする「お母さん(お父さん)はすごいな!」と思う部分が誇らしく思えたりするはずです。
 
子育てに明確な答えが存在しないぶん、親は迷うし、自信を失うこともあるでしょう。それでも揺るぎない愛情を持って、親が子供を信じてさえいれば、子供はほうっておいても、本当は大丈夫なんです。 

もしも、「自分のしていることは正しいのかな?」と思い悩んだときは、まずは自分の愛情を、自分自身を信じてください。そして自分の子供を信じてください。親にその頼もしさがあれば、子供は何があろうと大丈夫。何と言ったって、子供は親が一番大好きなんです!


わが子表1)オビ有

『わが子のやる気の育て方』
ジョビィキッズ 著
マガジンハウス
定価:1,296円 (税込)
https://magazineworld.jp/books/paper/2952/

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