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いくつあてはまる? 知らずにやっている「老けしぐさ」

2019.02.12

意外とやってる老けしぐさ・老け姿勢! キレイに見せる方法は?

hukesigusa

日常生活の中で、無意識にやりがちな老けしぐさや老け姿勢。見た目が老けてしまうだけでなく、身体も一気に老け・たるみ・太り傾向になるリスクも!

そこで今回は、やりがちな老けしぐさや姿勢についてのデメリットと共に、若く見える美姿勢をつくる方法を、日本ウォーキングセラピスト協会代表で、姿勢やしぐさの書籍を多数出版、講師として30年活動している長坂靖子さんに教えていただきました!

やりがちな老け姿勢・しぐさ! デメリットと改善策を一挙解説!

1.パソコン・スマホをやりながらの「猫背」

「パソコン・スマホによる猫背の原因は、目の高さと同じ位置に画面がないということ。PCの画面が低いと前かがみになるため、腰と骨盤に負担をかけてしまいます。スマホはさらにパソコンより低い位置に画面があるため、頭のポジションがさらに前に傾きます。すると、頭の重みで背中の筋肉や脊柱に負担がかかります。長時間継続していると、ゆるやかなS字カーブを描いている脊柱がゆがみ、ストレートネック、腰の痛み、背中の痛み、肩こりなどにつながります。

背筋を伸ばしたときに、目線と同じ高さの位置に画面がくるように調整しましょう。パソコンの場合は、椅子の高さを合わせ、骨盤を立てて座るとGOOD。スマホの場合は、できるだけ目線の高さまで腕を上げてスマホをキープするようにしてみてください」

2.「やだー!」と笑いながら相手の肩を叩く

「指先まで意識が行き届き、コンパクトにまとめられたものが一番美しいしぐさと言えます。それには、末端までの筋肉を意識すること。筋肉を意識せずに、『やだー!』という仕草をするときは、指先を広げて、手のひらでバンバンと音を立てて叩いていて、ひじもわきも指も開いている振る舞いになっています。それは筋肉が使われていないしぐさですので、老けて見られるしぐさの象徴でもあります。末端の筋肉を意識すれば、品のあるしぐさに見えます」

3.座っているときに脚が開いている

「これは、しぐさと姿勢、両方の観点から悪いです。しぐさは先ほどもお伝えしたように、筋肉が使われていることが若々しく美しく見える条件。座っているときに脚が開く座り方は、脚の内側の筋肉が使われていません。正しい姿勢とは、身体の真ん中に重心があること。悪い姿勢を続けていると、股関節や骨盤がゆがみます。産後は、特に骨盤ゆがみやすい時期ですので、こんな時期にこの座り方をすると、骨盤がゆがみ、下腹部に肉がつきやすくもなってしまいます。予防するには、脚の内側の筋肉を使い、骨盤を立てて座ることです。意識してみましょう」

4.「あ~疲れた」と自分の肩をトントン叩く

「肩周辺のめぐりが滞り、筋肉が凝り固まっているのですね。悪い姿勢や同一姿勢を長時間とったのでしょう。そのような姿勢は、首から背中にかけて位置する僧帽筋・肩甲骨周辺が凝り固まり、循環が悪くなってしまいます。トントンするのは悪くはありませんが、一番いいのは肩回しなどをしてほぐすことです。肩を回すと、肩周辺の関節の可動域が広がり、肩を正しいポジションに戻しやすくなります。また、『疲れる』というのは、身体からのSOSのサイン。そんなときは姿勢を正したり、ストレッチをしたりするといいです。

赤ちゃんを抱っこするときは、赤ちゃんを守るため、どうしても前かがみになってしまい、肩に負担がかかり、肩こりが発生しやすい状態に。赤ちゃんを寝かせてベッドにおろした後は、ママは自分の肩をぐるぐる回して、肩を正しいポジションに戻してあげてください。肩こり解消に効果的です」

5.立ち上がるときに「ヨイショ」「どっこいしょ」と掛け声をかける

「こちらもお疲れのサイン! 筋肉や自分の気持ちに呼び掛けてるのでしょう。日常動作を行うときに、無意識にこういう言葉が出ているのであれば、筋力が低下しているサインかもしれません。低下している筋肉周辺は、余分なお肉が付きやすい場所であるサインです」

6.遠近両用メガネをかけながらの表情がコワイ

三井化学が実施した「いい夫婦の“老眼しぐさ”に関する実態調査」では、遠近両用メガネをかけているときに、ふとしてしまうしぐさとして、次のものが上位にランクインしていました。これらも、「老けしぐさ」の一つといえます。

第1位 小さい文字を見るときは、「メガネを外す」(50.2%)
第2位 ピントが合う位置を探して「頭や顎や目線を上下」(29.7%)
第3位 手元を見る時は顎を上げたまま目線だけで「下目使いに」 (18.2%)
第4位 物を読むときは、「メガネは頭の上に」(17.3%)
第5位 メガネをずらして「鼻メガネに」(15.3%)

三井化学が実施した「いい夫婦の“老眼しぐさ”に関する実態調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000039562.html

「体の機能低下は仕方のないことですので、決してこれらのしぐさがいけないとは思いません。でも、いずれも『見る』ことに集中しているので、周りから見ると、表情がコワイことがありますよね。にらんでいるように見えたり、表情が美しくなくなったりします。メガネをかけるときは、指のしぐさを気を付けるとエレガントに見えますよ。メガネを動かすなら指先まで意識を行き届かせ、脇を締めて、中指と親指をメガネのわきに添えると美しく見えます。このような美しい指のラインでメガネを動かせばエレガントに見えます。目線の角度にも気を付けてください」

ちなみに調査元の三井化学は、フレームのタッチセンサーに触れるだけで、遠近の切り替えが瞬時にできる「タッチフォーカス™」という次世代メガネを開発しています。こういったアイテムを使ってみるのもいいかもしれません。

7.電車で空席を見かけたら猛ダッシュして座る

「かなりお疲れのサインです。めぐりが悪く、筋肉がちゃんと使われていない証拠です。電車は揺れるので立っていれば踏ん張る必要がありますから、自然と足指や脚の内側の筋肉が使われ、筋トレになりますよ。猛ダッシュで座る人は、立つための足指や脚の内側の筋肉がないのです。ただ、育児は24時間休みがありませんから、お疲れのママは堂々と座ってもいいと思います。疲れているときはカラダを休めましょう。

体力があるママは、足指や脚の内側の筋肉とともに、ヒップや体幹を意識して立ちましょう。腰に重心を置いて立つと腰痛の原因になりますので気を付けて」

どれも無意識にやっているものばかり!という人は多いのでは? そんな人が一番気をつけるポイントをうかがいました。

「お子さんがまだ小さいママは、なかなか普段、ジムやエステなどに行く時間がないことでしょう。1番綺麗になるテクニックは、『姿勢』。ジムでのトレーニングやエステの施術を受けなくても、正しい姿勢をとるだけで全身の筋肉が鍛えられるんですよ」

たとえば脚の内側の筋肉と体幹の軸を意識するだけで随分変わってくるそう。ぜひ日常生活で、しぐさや姿勢、意識して、美しく若々しい印象を与えましょう!

長坂靖子さん

[教えてくれた人] 長坂 靖子さん
日本ウォーキングセラピスト協会代表理事、株式会社インプレックス代表取締役、(社)セカンドキャリアプロジェクト理事。
姿勢・ウォーキング講師として、多くの大手企業での講演やセミナー、数多くの有名女性誌、スカパー『きれい物語』のMCなど、美と健康をテーマに幅広く活躍している。著書は『一瞬で好感度を上げる 姿勢力』 、『ウォーキングで免疫力がアップする』など多数。
2018年9月に『肩甲骨を動かすと背中とヒップがおもしろいほどやせる』(青春出版)発売。

取材・文〇石原 亜香利