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コミックエッセイ子どものインフルエンザが移り早退。理解のない一言に悔しい思い出【野原のんのお仕事日記・7】

2019.02.13

この連載は……

Twitterやブログで話題、小3の長女、小1の長男、1歳の双子を育児中の関西在住ママ、野原のんさんが、4人の子育てと、そのなかで漫画執筆をつづける日々を綴ります。


こんにちは!野原のんです。
今回は子どものインフルエンザで仕事を休んでいた前回からの続きです。

久しぶりの出勤をした日、副理事長と偶然朝にバッタリと会ったので「お休みすみませんでした」と声をかけたのですが…

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…え?
瞬時に言われたことを理解出来ず、フリーズしていると
「これで野原先生もうつってたゆうたら笑うしかないな〜」
と…。

嫌味だ。
笑いながら話しをしているけど明らかな悪意をもった嫌味だ。
瞬間 私の中でカーッとお腹の底から怒りが湧き上がってきましたが、迷惑をかけたのは事実。
ゴチャゴチャしている頭で
「そうですね。」
その一言を言うので精一杯でした。

しかし、この話 ここで終わりでは無かったのです。
ごめんなさいー!迷惑かけました…とあっちこっちに謝りながら働き出して半日。

体が…痛い…
肩がツーンと刺すように痛み、全身が浮腫んだように重い…
ここのところずっと寝不足ぎみで疲れも溜まっていたからなぁ、、と初めは思っていたのですが、明らかにおかしい。
子どもを抱き上げた時の手の感覚がシビシビとしている事で、これはまずい!と即熱を測ってみたところ

38.7度

この時の体温計の画面は忘れられません…。

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どうしよう
どうしよう
どうしよう
頭が真っ白とはまさにこの事でした。

クラスの先生にごめんなさい…と謝りながら報告すると

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ありがたくて申し訳なくて、でもインフルエンザなら一刻も早くこの場を離れるべきだなと 急いで荷物をまとめて先生たちに謝り、園長へ報告に行きました。
しかし
事務所にいたのは園長ではなく副理事長。
この日に限って園長はお休み…。
朝のことがあったのでかなり気が重かったのですが、言わない事にはどうにもならない…。
私は意を決して熱が出たので早退させていただきます。ごめんなさい。と早口で言い、頭を下げて退室しようとした瞬間

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なにそれ
なにそれ
確かに私は子どもの熱で数日休み、さらにその熱をもらった。その事で現場に負担をかけて迷惑をずっとかけている。
言われなくてもそこは自覚している。
副理事長の言うことが一理あるのも分かってる。

でも

朝も昼も夜もなく寝付けず体の不快に泣き続ける下の子をずっと抱いてゆらゆら歩き回り
布団におろせる少しの時間を縫って上の子に食べれるものを食べさせて薬を飲ませ
汗をかいていればその都度着替えさせて水分に気をつけ
ゴミと洗濯物とがひたすらに溜まっていく中で必要最低限の事だけをやり
病院へ行ってまた病院へ

そんな中で絶対に感染しないためにはどうしたらよかったの?
0歳と2歳の子を隔離?
出来るわけがないし目が届かない場所に寝かせるのは怖すぎる。
感染予防もマスクはしていたしうがい手洗いもしていた。加湿器もつけていた。

でも、寝不足だった。疲労はとてつもなく溜まっていた。免疫力は低下していたとは思う。
それでもやらなきゃいけないから、だから必死でやったつもりだったけど…

そういうところを考えもせず、自分が目に見えているものだけで全部ひっくるめて
「社会人としての自覚がない」

悔しくて悔しくて悔しくて、情けなくて悲しくて感情がめちゃくちゃになって
事務所の扉を閉めた瞬間から家に着くまで車の中で嗚咽がでるまで泣き続けました。

あの時どう言えばよかったのか
言ってやりたい言葉は思い出すたびにたくさん出てきますが、きっとそのままぶつけたところで理解はしてもらえないんだろうな…。
どうすればよかったのかいまだに分からないままです。

現場の職員は持ちつ持たれつでお互いに大丈夫だよとカバーし合う事がほとんどなので、誰かが大変な時に負担を請け負う事は全く苦じゃないです。
むしろそうやって成り立っていくものだと思って私は働いています。
だけど、立場が変われば考え方も違うなんてザラにある事ですね。本当に。
痛感しました。

子どもの体調不良は産まれたこの世に慣れていくために必要だし、その看病をつきっきりでしていれば他の大人よりも菌をもらう確率が上がるのも仕方ないと。
子どもの体調不良で休み=ふつうの休日ではないと。
それを少しでも理解をしてもらえたら嬉しいなと、ありがたいなと思うばかりです。
もちろん、親も理解してもらえる事に感謝を忘れずに、それが当たり前だとあぐらをかかない事が大切だと思いますが。

とにもかくにも、何年経っても悔しくてやるせなくて、このシーズンになるといつも思い出す 苦い思い出です。
くそーっ!!!

noharanon_prof

野原のん

「気楽に行こうぜ何事も」をモットーに仕事をしながら3女1男フリーダムな4人の子どもをマイペースに育てているアラサー。
Twitterとブログで育児漫画を描いています。
Twitter・@non4nohara
ブログ・http://blog.livedoor.jp/non4ikuji/

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