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考えよう、防災のこと。子どもとできる防災対策

2019.03.12

考えよう、防災のこと。子どもとできる防災対策

みなさんは普段、いざというときのために、家庭でどんな準備をしていますか? 先日の3月11日は、2011年(平成23年)3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震のことを思い返り、日本中が防災に関して考えた日でした。

まだまだうちは防災準備が足りない! と思ったママは、防災に関する意識が高まっている今の時期に、子どもと一緒に防災対策を行ってみませんか?

今回は、一般社団法人日本防災教育訓練センターの代表理事 サニーカミヤさんに、子どもとできる防災対策を教えていただきました! また、最後にニチバンによる子どもの絆創膏(ばんそうこう)の選び方についてもご紹介しています。

まずは「揺れたときのポーズ」を親子で練習!

防災対策
一般社団法人日本防災教育訓練センター 代表理事 サニーカミヤさん

子どもに防災意識を教える、といっても、興味を示してくれるかどうか…。まずはどんなことをから始めればいいのでしょうか? サニーさんに聞いてみました。

「地震はいつ起こるかわかりません。地震が来たときにあわてないように、日ごろから“揺れたときのポーズ”を遊びの要素を取り入れながら練習しておくといいと思います。

地震のときにまっ先に守るべき部位は、頭。そして目、口、鼻、首なども重要です。目をケガをすると移動に支障をきたし、また口をケガしてしまうと食事に影響が出るなど、避難生活への影響が大きい部分を重視して守ります」(サニーさん)

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「上の写真のように頭を抱え、お腹の下に空気を抱え込むような机身のポーズは、重要な部分をしっかり守ることができるため、おすすめです。
子どもが近くにいれば、親が机の代わりになり、お腹の下に子どもを確保して守ることもできます」(サニーさん)

「地震だ!」の合図とともに親子で一緒にポーズを取る練習なら、遊びの中で楽しくできそうですね。

親子でできる防災準備

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親子でできる防災準備はまだまだあります! サニーさんに、親子でできる防災準備を5つピックアップしていただきました。

(1)「もしも大地震が起こったらどうする?」を想像して話し合う
「いろんなシチュエーションを想定しながら、『もし、○○で大地震が起こったらどうするか』を家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。意見を交わし合い、できるだけ“想定外”を減らし、“想定内”を増やしていくことが大切です」(サニーさん)

(2)「子ども用避難用リュック」の準備
「自分で用意して、自分で背負って避難するための、子ども用避難用リュックを準備しておきましょう。必要なグッズのほか、長期保管可能なお菓子として、あめ、チョコレート、おせんべいを選んで入れるのも楽しいですよ」(サニーさん)

(3)防災ずきんよりもヘルメットを準備
「防災ずきんは、音が聞こえにくくなったり、視界が狭まったりとデメリットが多いので、ヘルメットがおすすめ。自転車用やクライミング用でもいいので家族の人数分、用意しておきましょう」(サニーさん)

(4)避難所での生活も想定して準備
「常備薬、断水時の口腔衛生セット、モバイルバッテリー、除菌ティッシュ、女性であれば下着、ブラタンクトップ、生理用品、簡単なメイク用具、お子さんには避難所で過ごすときに重宝する絵本やおもちゃ、衣類など、避難所での生活も想定したグッズの準備をおすすめします」(サニーさん)。

(5)薄手の切れにくい手袋(耐切創手袋)
「避難時には、割れたガラスを触る可能性がありますので、薄手の切れにくい手袋『耐切創手袋』は絶対に持っておきたいアイテム。軍手だと強度が弱いためNGです。耐切創手袋は子ども用も市販されていますので、ぜひ準備を」(サニーさん)

これなら親子で楽しく準備ができそうですね。ぜひ、この機会に親子で取り組んでみてください!

3歳未満は絆創膏に要注意!使えるものを選んで

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ニチバン株式会社 メディカル事業本部 小島和浩さん

ところで、災害対策に関連して、子どもへの絆創膏の選び方にも注意が必要なのをご存知でしたか? ニチバン株式会社 メディカル事業本部 小島和浩さんからアドバイスいただきました。意外と知らないことなので、いざというときのために、ぜひチェックしておきましょう!

「傷口に貼る絆創膏は、『一般医療機器』と『管理医療機器』に分類されています」(小島さん)

例えば、ニチバンの「ケアリーヴ」には、次の2種類があるのだそう。

・救急絆創膏 一般医療機器の『ケアリーヴ』

・管理医療機器 家庭用創傷パッドの『ケアリーヴ 治す力』

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「一般医療機器である救急絆創膏の『ケアリーヴ』は、保護者の監督のもと、3歳未満でも使用することができます。
一方、管理医療機器の『ケアリーヴ 治す力』は、モイストヒーリングでキズを早くきれいに治す効果がありますが、3歳未満のお子様には使用しないよう注意喚起をしております。
同製品は2~3日に1度貼りかえるという使い方をしますが、使用中、傷口に何らかの異変があっても、お子様が保護者に言葉で伝えられない可能性があることをかんがみて、使用の年齢制限を設けております」(小島さん)

絆創膏は様々なメーカーから出ていますから、子どもに使用する際や購入の際には必ず年齢制限をチェックして、使ってくださいね!

[教えてくれた人] 一般社団法人日本防災教育訓練センター 代表理事 サニーカミヤさん 
https://irescue.jp/

ニチバン株式会社
https://www.nichiban.co.jp/health/index.html
取材・文〇石原 亜香利