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劇場版「きかんしゃトーマス」公開記念スペシャルインタビュー【DA PUMP・ISSAさんインタビュー 前半】「初挑戦の声優は僕にとって進化でした」

2019.04.08

2019年4月5日公開の「映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー」。今回の舞台は“地球”です。

ちょっとうぬぼれ屋でいたずら好き、自由気ままに走るレーシングカーのエースと出会ったことで世界を見てみたくなったトーマスが、ソドー島を飛び出し全速力で五大陸を駆け抜けます!
ケニアからやってきた女の子機関車ニアと旅の途中何度もピンチに見舞われるも、見事なチームワークで乗り越えながら友情を育んでいくところにも注目です。

そして、劇場版トーマスと言えば毎回楽しみなのがゲスト声優。今回のゲスト出演は、劇場版アニメ声優に初挑戦のDA PUMP ISSAさんです!
昨年大ヒットを飛ばしたU.S.A.についてや、ISSAさん演じるエースとの意外な共通点などたっぷりおうかがいしてきました!

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――今回、声優に初挑戦ということですが、エース役に抜擢されたとき周囲からの反響はありましたか?

同級生や後輩には子供がいる人も多くて「DA PUMPとはまた違った仕事で、すごいね!」と言っていただきました。去年のU.S.A.のおかげもあって、色んなところに出ていけたり、見ていただけたり、色んな人に知っていただけたっていうのもあったからこそだと思うので、本当に感謝しかなく、純粋にありがたいなと思います。

――今までは甥っ子さんやお友達のお子さんと一緒にご覧になっていたというトーマス作品ですが、今回エースの声で出演され、あらためてご自身の声が入った作品をご覧になりいかがでしたか?

いや~アフレコを最初にやったときは、難しいなと思いましたね。“生身の自分が動くこと”と“何かのキャラクターを通して自分が動くこと”の違いという点では独特の世界だし、やっぱり難しかったですよ。

歌の部分で言うと、普段の歌と違ってキャラクターがそのまま歌うのでどちらかと言うとミュージカルに似ているんだなという発見がありました。

完成したものを見たときには、物語の中でエースというキャラクターに自分の声がちゃんと生きていて、すごく良い経験をさせてもらったなとあらためて思いましたね。
アフレコも歌も、苦労というより自分の中で進化させてもらっていると感じながらできたので、結果すごく楽しかったです。

――その中でも特に楽しかったシーンはありますか?

どのシーンも楽しかったですけど、エース自身お調子者で、トーマスをそそのかしたり、うまくトーマスを言いくるめたりするところですかね。
作品を通してずっと出てくる、特徴的な笑い方とかも楽しみながらやっていました。
あとは、歌のシーンと前後のお芝居をつなげる部分とかも難しかったんですけど、やっぱりとにかく楽しかったというのが一番です。

――エースはトーマスをそそのかすというお話が出ましたが、一方で、トーマスが新しい世界に出るきっかけとなった大きな存在ですよね。
ISSAさんにとってそんな分岐点のような出会いや存在はありましたか?

ちっちゃい頃、それこそ幼稚園くらいの時からカートやバイクレースをやっていて、レーサーになりたいという夢があったんです。
それと同時に養成所にも通っていたんですが、そこでダンスと出逢ってからは、ダンスに力を入れ始めました。その後、養成所は離れましたが、ダンスは続けていて。

高校を出る頃には「ダンスをやって生きていけたらな」と思っていました。
一度離れていた養成所にもう一度戻ったとき、今の世界に入れるチャンスをたまたまいただいて……
そこから変わりましたね。そこが分岐点だと言えるかもしれません。
ダンスとの出会い、ダンスの存在は大きいです。

――ダンスというと、今回劇場に足を運んでくれるお子さんたちの中にもU.S.A.を踊るお子さんがたくさんいると思うんですが、お子さんからの人気の高まりは実感されますか?

先日テレビの収録で保育園に行ったんです。
「どこに行きたいですか?」って言われて、純真無垢な幼稚園や保育園くらいの子どもたちに会いに行くのが面白いんじゃないかなと思って。

滞在時間はすごい短かったんですけど、その中で子どもたちと遊んだりして。親御さんたちの世代が僕らを知ってくれているのは何となくわかるんですけど、こんなちっちゃな子ども達までが知ってくれているんだ!っていう実感はそこで感じました。
本当にありがたいなって思います。

お母さんたちは、U.S.A.のお兄さんがエースの役をやっているのよ、ってたぶん言ってくれると思うし……。

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――U.S.A.のお兄さん!

そうなんですよ、U.S.A.のお兄さんだと思われている(笑)。良いんです!それは嬉しいことなんです!
そこから、そんなちっちゃい子たちが俺たちを知って大人になってくれれば僕らもまだまだやっていけるなって(笑)。

――そうやってU.S.A.を通して小さい子どもたちとふれ合うことも増えたと思うんですが、今回のエースを演じるにあたって、そういったふれ合いが「役にたった」「生きた」という経験はありましたか?

U.S.A.の前からなんですが、もともと大人と遊ぶより子供と遊ぶ方が好きで。友達と集まっても子どもがいれば子どもとずっと遊んでいますね。

最近だと、握手会とかにも小さい子が来てくれるようになって、あの純真無垢なパワーをもらえるというのはすごくありますね。子どもと一緒に遊べる気持ちや、パワーをもらえるという感覚を自分が持っていたのは良かったなと思います。

――エースは笑い方やせりふ回しに特徴があるキャラクターだと思うんですが、そういったところはISSAさんがご自身で作られたんですか?

もちろん原作の元の言い回しなどには沿っています。
ただ、例えば笑う場面では「ハハ」っていう単語が台本には書いてあって、それをどうやるかっていうのは考えました。それが例えば「アハハ」と書いてあったらまた違った表現だったかもしれないですね。

――エースに共感できる部分はありましたか?

昔の自分をちょっと見ているような気はしました。すごく生意気な時代の。
そういうお調子者っていうところで言うと、性格的にはやりやすかったですね。

――エースになりきる役作りとか、練習はされたんですか?

本を読んだり映像を見たりしたときに、漠然とこんな感じで良いのかなというのはありましたけど、読み込んだりはしませんでした。
調子いいやつだし、あんまり作りこんでもダメかなと自分の中で思いつつ、ある意味自由奔放に自由気ままにやらせてもらったというのはありますね。

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――劇中で歌ったときはどんな気持ちで歌われましたか?

単純に誰かを思うよりもこのエースの自分勝手さ「自由気ままに」という、エースの生き方みたいなものを思い描きながら歌ったというのがストレートな表現ですね。

――今回の映画では「友情」もひとつのテーマだと思うのですが、ISSAさんの友情を感じるエピソードなどありますか?

常に感じているのは沖縄の昔からの仲間、小学校から付き合っている友達ですね。
やっぱり結局そこに戻るんですよね、仲間と過ごしているのが一番。

自分の中でそういう時期なのかもしれないんですが、色んなものをそいで、よりシンプルにナチュラルに生きていたいなと。

昔は無理して色んな事をやっていたかもしれませんが、自分という人間は一人しかいないんで、何役もやるよりは、余計なものを省いて自分が思えることをしっかりやれる場所と、一方で何もない素の自分に帰れる場所というのが自分にとっては大事だと思っています。

――友情や仲間がモチベーションになっているという感じですね。

そうですね。安心感があります。
それがあるから仕事に向き合っていけるという点では、仲間の存在というのは大きいですね。

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トーマスでも大切なキーワードである友情をずっと大切にされているISSAさん。
周りに感謝して、何でも楽しむということをとても大切にされていることが伝わってきました。
後半では、DA PUMPのみなさんとの関係や次にやってみたい役、この世で一番苦手なあのことについてなど、まだまだたっぷりお届けします!

ISSA(DA PUMP)
1978年、沖縄県生まれ。96年にダンス&ヴォーカルグループDA PUMPを結成し、翌年にシングル「Feelin’Good ~It’s PARADISE~」でデビュー。同グループのボーカル及びリーダーを務める一方、ソロとしてもCDをリリース。俳優として映画やドラマに出演するなど、多方面で活躍中。ベストアルバム「THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP」が12月12日リリースされた。またニュー・シングル「桜」が2019年3月6日より発売中。
『映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』

世界一周レースのために、ソドー島を通りかかったレーシングカーのエースと出会ったトーマス。エースの話にワクワクしたトーマスは、自分も世界をまわる旅に出ることに!エースを追いかけてセネガルに降り立ったトーマスは、陽気なケニアの女の子の機関車ニアと友達になり、いっしょに次の国へと向かいます。
ブラジル、アメリカ、中国……全速力で五大陸を駆け抜けながら、見たことのない風景や文化に触れるトーマス。でも、初めての世界には知らないことが多すぎて――。果たして、トーマスは“本当の友情”とは何か、気づくことができるでしょうか。

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写真◯森山祐子 取材・文◯木村一実