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ワーキングマザー必見!生産性が上がる紅茶の飲み方

2019.04.05

ワーキングマザー必見!生産性が上がる紅茶の飲み方

Tea composition with mint leaf on wooden palette

普段、仕事をしている最中、どんなドリンクを飲んでいますか? きっと、コーヒーや緑茶、紅茶を挙げる方は多いのではないでしょうか。

そんな中、紅茶に生産性向上の効果があることが分かったとか!

オフィスではもちろん、在宅でも仕事の効率を上げて仕事をするのは、ワーキングマザーにとって必須のこと。そこで今回は、紅茶の生産性向上の効果や、コミュニケーションを円滑にする効果をご紹介します。一つの選択肢にしてみてはいかがでしょうか。

■オフィスで飲んでるドリンクは?

OLの方々は、普段、どんなドリンクを仕事中に飲んでいるのでしょうか?

シティリビングが2014年5月27日~6月2日に首都圏のオフィスで働く女性733人へ実施したアンケート調査によると、「仕事中によく飲む飲み物」として、第1位は「緑茶」で54.8%、第2位は「コーヒー」で52.8%と多い結果になっていました。そして第3位は「ミネラルウォーター」で41.3%、第4位は「紅茶」で33.8%でした。

やはり緑茶とコーヒーはオフィスドリンクの定番といえそうです。この中では4位となっていた紅茶ですが、意外にも、仕事がはかどることが期待できると分かったのです。

■生産性を上げたいときのドリンクはどれ?

ある実験によると、「紅茶」が最も仕事の「生産性向上」の効果があるということがわかりました。

神神経科医で産業医の古賀良彦先生(杏林大学医学部名誉教授)が実施した、職場でよく飲まれるコーヒー、紅茶、エナジードリンク、水のドリンク比較検証結果によると、4つの中で特に紅茶が、もっとも脳の機能を活性化させ、自律神経のバランスを整え、さらに不安や緊張をほぐし活力をもたらすことによって、仕事の生産性を高めることがわかったといいます。

検証では、20~30代の有職男女に、計算や記憶の問題をやってもらい、そのパフォーマンスとその基本となる脳の活動や自律神経、心理の状態について、比較検討したそうです。

この紅茶に現れた生産性向上の効果とは、具体的にはどのようなことを指すのでしょうか? 古賀先生に伺いました。

「注意力の集中維持と共に、仕事を効率的に進める上で求められる脳の機能『ワーキングメモリー』の能力発揮に、4つのドリンクのうち、紅茶が最も効果があることがわかりました。
また、自律神経機能の測定結果から、紅茶はその高度なワーキングメモリーの機能を営む際に、自律神経のバランスを保ち、いたずらに緊張が強まることを防ぐ作用があることもわかりました。つまり、紅茶には緊張をほぐし、しかも脳機能を活性化させ、活力をアップさせる働きがあるということです」(古賀先生)

紅茶を飲むと、なんとなくリラックスするイメージはありましたが、注意力や集中維持のほか、活力アップが期待できるとは、なんだか意外ですね。

「もし仕事に疲れを感じ、緊張がほぐれず仕事に向かえないときには、紅茶を飲んで気持ちをほぐすと、次の仕事へと積極的に向かえるようになりますよ」(古賀先生)

なんだか仕事がうまく進まない!と感じたときは、紅茶を飲んでみるのも良さそうですね。

■夫婦コミュニケーションもよくなるかも?!

そして紅茶には、コミュニケーションを円滑にする効果も期待できると古賀先生。どういうことなのでしょうか?

「紅茶は、脳の血液量を増すことによって、脳の機能を活性化させます。それによって、コミュニケーション能力も高まります」(古賀先生)

脳の機能が高まることでコミュニケーション能力も高まるのですね!

「特に、相手と長く話をしているときほど、コミュニケーションの力をアップさせてくれます」(古賀先生)

古賀先生によると、長い商談や会話などでは、相手を納得させられる意見が的確に言える可能性があるといいます。

仕事中の会話はもちろんのこと、家で夫と大事な会話をするシーンなどでも、紅茶を飲んでおけば、冴えた意見が言えるかもしれませんよ!

■紅茶は「幸せ感」をもたらす

ワーキングマザーはストレスフルで、イライラすることもあるかもしれません。そんなシーンにも、紅茶は役立つ可能性があるのだそうです。

「先の脳血流量測定と併せて、アンケートも実施しました。その結果、紅茶は、コーヒーやエナジードリンクと比べると、気持ちをすっきりとわくわくさせ、かつ幸せ感をもたらすという結果が得られました。特に女性は、男性と比べて、多く疲労感を感じています。国をあげて生産性の向上を目指すことが求められる中で、女性は男性ほど体力がないため、疲れがたまりやすいとも考えられます。紅茶は、その女性の疲労感を軽減する助けとなるでしょう」(古賀先生)

仕事に育児に家事に大忙しのワーキングマザーにとって、紅茶は活用しがいのあるドリンクといえそうです。これまでコーヒー派、緑茶派、ミネラルウォーター派だった方も、これからは紅茶派になって仕事に生かすというのもいいかもしれませんね。

[教えてくれた人] 古賀良彦先生
精神科医、慶応義塾大学医学部卒。杏林大学名誉教授、特定非営利法人日本ブレインヘルス協会理事長。
うつ病や睡眠障害などの治療研究のエキスパート。職場のメンタルヘルス不調についても造詣が深い。さらに、香りや食品の健康増進効果について、脳波分析や脳機能画像を用いて積極的に研究。
取材・文〇石原 亜香利