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愛情の深さは、一緒にいる時間の長さや手の込んだ料理だけじゃない【ママの読書】

2019.04.26

こんにちは、ライターの藤沢です。
本の中で見つけた、「これはほかのママと共有したい!」と思うフレーズを紹介する「ママの読書」。

今回は、音楽家であり、トイ楽器やアコーディオン奏者としてハナコママのイベントにも参加してくださったことのある良原リエさんの「まいにちの子そだてべんとう」(アノニマ・スタジオ)です。

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良原リエさんが、4〜6歳まで毎日作り続けたお弁当を紹介したこの本は、お弁当の写真とそのころに感じたエピソード、そして簡単に作れるおかずやおやつのレシピと、子育てにまつわるコラムから成っています。

夏休みの間にぐんと背が伸びて、大きくなった息子。父さんも母さんも働きづめで、家族の時間はちっともなかったけれど、他の大人との時間の中から、私たちがすべてじゃないこと、私たちがいつも正しい訳でもないことを知るいい機会になったと願う。小さな頭と心で、それを感じてくれていたらいいなと思う。

『まいにちの子そだてべんとう』p34より引用

このサイトに来てくださっている方の多くは、働くお母さんでしょうか。
子どもを預けて働くことに、少なからず葛藤や迷いを感じたことがあるかもしれません。
良原さんのこの言葉には、一緒にべったりと過ごすだけが子どもを愛するわけではないこと、愛情に満ちているからこそ、ときに子どもを信じて手放す大切さも必要なことに気づかせてくれました。

「おべんとう」と聞くと、毎日作る環境にない人は、少し縁遠く感じてしまうかもしれませんが、この本は「レシピ本」というよりも、食を通じた子育てのアイデア本、といったほうが近い気がします。

とはいえ、もちろんレシピもお役立ちです。
お弁当にぴったりのおかずは、時間がたってからでもおいしいものばかり。だから、忙しいときの常備菜や時短ごはんとしてもうってつけなんです。帰宅後10分で作れる「長いものカレーソテー」や、これひとつでごはんが進む冷蔵庫の必需品「なめたけ」など、時間をかけずに豊かな食卓をサポートするヒントが詰まっています。

忙しくて、子どもにゆっくり構ってあげられていないな。
毎日のごはん、もっときちんと作ってあげたいのに。

そんな思いのため息が出たときは、ぜひこの本を思い出してみてください。

愛情をかけるって、実はシンプル。
きっと、ホッとできると思います。


『まいにちの子そだてべんとう』
良原リエ・著
アノニマ・スタジオ 1500円(税別)

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藤沢 あかり(ふじさわ・あかり)

フリーの編集・ライター。この春から小学生になる娘の、学童弁当作りから始まった4月。新生活にともなって、いろいろサポートしてあげたい気持ちとはうらはらに、現実は1歳半の息子に振り回され、仕事に追われ……のドタバタな毎日です。お姉ちゃんの慣れない持ち物準備にばかり気を取られていたら、先日は保育園バッグをまるごと忘れて登園してしまいました。

instagram.com/akari_kd

Hanakoママ

Hanakoママ (はなこ・まま)編集部

マガジンハウス発行のWebマガジン『Hanakoママ(ハナコママ)web』。子育て中のママとキッズがハッピーになる、子連れのおでかけ、ファッション、ビューティ、絵本、写真投稿、育児のお悩み相談などの情報満載。パパの子育てを応援するコラム&トピックスも。instagram.com/hanako_mama

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