【0・1・2歳向け】現役保育士のてぃ先生がお答え! 毎日の連絡帳、書くことが思いつかない場合どうすれば良い?
入園、転園、進級……保育園生活をもっと楽しむために
仕事をしながら保育園に預けるママたちにとって、環境の変化にドキドキするこの季節。子どもたちがスムーズに、そして楽しく保育園生活になじむために、今、家族ができることって? 保育園の先生とはどんなふうに付き合えばいいの? 現役保育士として働き、子どもたちのほほえましいエピソードの発信でも注目が集まるてぃ先生に伺いました。
「この時期、子どもが保育園でちゃんと過ごせるかと不安に思ったり、働くことに罪悪感をもつママたちも多いかもしれません。でも、そんなふうに思わないでください。特に、子どもに絶対に言いたくないのは『預けてごめんね、遅くなってごめんね』という言葉。
『今日も頑張ってくるね!』『お仕事楽しかったよ、◯◯くんも、保育園楽しかった?』と伝えた方が、きっと子どもも喜びます。親ががんばって働く姿、しあわせそうな姿は子どもにとってもきっと嬉しいはずです」
教えて! てぃ先生
保育園で気になること
Q 毎日の連絡帳、書くことが思いつきません。
A 「元気です!」その一言だけでもいいんです。
園によっても雰囲気や書く内容が若干異なるようですから一概に言えませんが、僕は「連絡帳」は「日記帳」ではないと思っています。お出かけ先やかわいらしいエピソードなどは、読んでいてほほえましいし、園児との会話の糸口にはなりますが、マストではありません。
保育士と口頭でのコミュニケーションが図れていれば、記述欄は「元気です」だけでも十分ですし、大きな問題はありません。それよりも、いいことを書かなくちゃと見栄を張ったり、バナナ一本しか食べなかったのに「味噌汁とご飯」と書いては本末転倒です。
びっしり書いているからいい親、ということもありませんし、愛情表現は人それぞれですから気にしないでいいと思いますよ。
[お話を聞いた人] てぃ先生 保育士。
他園へ保育アドバイスする顧問保育士としても活動。メディア出演や講演などで子育ての楽しさを発信。新刊『きょう、ほいくえんでね…』(マガジンハウス)が4 月18日発売。