【0・1・2歳向け】現役保育士のてぃ先生がお答え! 毎朝、泣き叫ぶ子どもを預けて仕事に行くことに罪悪感。どうすれば良い?
入園、転園、進級……保育園生活をもっと楽しむために
仕事をしながら保育園に預けるママたちにとって、環境の変化にドキドキするこの季節。子どもたちがスムーズに、そして楽しく保育園生活になじむために、今、家族ができることって? 保育園の先生とはどんなふうに付き合えばいいの? 現役保育士として働き、子どもたちのほほえましいエピソードの発信でも注目が集まるてぃ先生に伺いました。
「この時期、子どもが保育園でちゃんと過ごせるかと不安に思ったり、働くことに罪悪感をもつママたちも多いかもしれません。でも、そんなふうに思わないでください。特に、子どもに絶対に言いたくないのは『預けてごめんね、遅くなってごめんね』という言葉。
『今日も頑張ってくるね!』『お仕事楽しかったよ、◯◯くんも、保育園楽しかった?』と伝えた方が、きっと子どもも喜びます。親ががんばって働く姿、しあわせそうな姿は子どもにとってもきっと嬉しいはずです」
教えて! てぃ先生
保育園で気になること
Q 毎朝、泣き叫ぶ子どもを預けて仕事に行くことに罪悪感があります。
A 「預けられてかわいそう」と感じている子は1人もいません!
泣き叫ぶ子どもと、つらそうなママ。よく見かける光景です。でも泣いているのは最初だけ、安心してください。でも「かわいそう」と感じるのは親の勝手な想像です。
ここは気持ちをスパッと切り替えて、「子どもを預けている」ではなく、「保育のプロに子どもを育ててもらっている」という考えにシフトしてみるのはどうでしょう。
保育士は知識や経験を重ねたプロフェッショナル。安心して任せてもらえると、保育士とも、さらに信頼関係が深まると思います。
[お話を聞いた人] てぃ先生 保育士。
他園へ保育アドバイスする顧問保育士としても活動。メディア出演や講演などで子育ての楽しさを発信。新刊『きょう、ほいくえんでね…』(マガジンハウス)が4 月18日発売。
イラスト○nanako 編集・文○藤沢あかり