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サッカー親子応援記令和だって受験戦争…2019年GW「小6中学受験生のシビアな現実」【親子でハマったJリーグ】

2019.05.04

Jリーグ サッカー親子応援記・24

この連載は……
ライターの坂田ジエイ子さんによる、「Jリーグ サッカー応援記」。子育てでつらい思いを抱えていた時期、「母親が笑っていれば子どもは幸せだ」という友人の言葉からサッカーに目覚めた坂田さん。東京在住でありながら、息子さんと一緒に、大阪拠点とする名門サッカークラブ「セレッソ大阪」のサポーターに。クラブへの愛から親子観戦の魅力についてまで、サッカーを応援する楽しさを綴ります。

この連載を初回から読む https://hanakomama.jp/topics/56174/私の


中学受験を志す小6息子の近況

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こんにちは! 平成から令和へ、二度と訪れることのない貴重な瞬間を体感できたこのGW、みなさんどうお過ごしですか。中学受験を覚悟した息子は、Jリーグの順位やサポーターであるセレッソ大阪の戦績は常に気にしてはいるものの、自身のサッカー生活からはかけ離れた生活を送っています。

息子の所属するサッカークラブは練習が週4回もあり、小6になった時点で息子はそれを週1、2回に減らし、塾を優先しつつ練習に参加していました。ですが、練習がなかなかハードでして、ストレス発散や気分転換にといった気軽な気持ちで参加すると、逆に体が悲鳴をあげ、体調を崩すという事態が発生し……。練習についていけない、また具合が悪くなりそうで怖い、と弱音を吐くようになりました。

そこで、勉強漬け(というほどでもない…)で運動不足の体にいきなり負荷をかけるサッカークラブより、友だちとボールを蹴る程度にしたほうが、心身ともにいいのではないかと親子で考え始めています。近頃というわけではないですが、受験をしない子でも習い事で忙しいですから、みんなで集まって思い切り遊べるのは週1回だけなんですね。「そこでサッカーができればいいかな…」と息子もそちらのほうに気持ちが傾いているようです。

ここで「かわいそう」は禁物。中学受験をやると決めたのなら、この期間だけは我慢しておかないと後に痛い目に遭う可能性がありますから(詳しくは第22回をご覧ください)、ブレてはいけません。以前は、この考え方を必死に自分に言い聞かせていたのですが、最近はすんなり腹に落ちるようになってきました。それは、あるママたちのお話を聞いたからです。

中学だけじゃない! 高校、大学も受験戦争

ひとりはこの春、息子さんが大学受験をしたAさん。Aさん親子は、中学受験の経験者でもあります。よく、中学受験は親が大きく関わっているといいますが、「大学受験も同じ」と彼女。以前から会うたびに「大変、大変」と漏らしていて、結果息子さんは浪人となってしまったそうです。世間でも、「入学定員の厳格化」を背景に、「推薦合格者増による一般枠の減少」や「志望者の安全志向」などから、私大入試の難化が叫ばれており、今後も人気大学の一般入試は競争が激しくなるとのこと……。

もうひとりは中学2年の息子さんがいるBさんです。これは地域性が大いに関係してくるのですが、私学志向が強い学区の公立中は、私学に落ちた子や志半ばで受験をやめた子が集まることから学力レベルが高く「内申点を取りにくい」そうで、「9教科すべてを頑張らねばならない」とのこと。内申は授業態度や提出物も評価の対象です。塾も通いつつ、授業も手を抜いてはいけない(当たり前ですが)。しかも、私立校は高校枠がなかったり、少数にしているところもあるので、高校受験もまた棘の道のよう。

中学受験は大変だという話を聞きますが、このおふたりの話を聞いて、どのタイミングも大変なのは変わりないと思ったんです。遅かれはやかれやってくるものであり、誰もが1度や2度、必ず通るべきものなんですね。だったら、人それぞれ、その期間は集中してやるしかない。うちのタイミングは中学受験なんだ、と割り切れるようになりました。

GW、小6中学受験生の過ごし方

受験期におけるGWは、いままでの振り返りに絶好の機会なのだそう。GW特訓(多くは2~3日間で、朝から夕方までびっしり授業を行う)を設けている大手塾もあり、受験生はここで差をつけろ、と煽りに煽りまくっています。でも、「受験年、最後のまとまったお休み」として、全日休を取っている塾もあるんですね。ここで塾の特性がちょっと垣間見れる気もします。

私立中はおもに下記項目にざっくりとわかれ、この境界線は定まっておらず、各塾や個々の主観で決めていい模様。

私立中ランクの分け方

超難関
難関校
上位校
中堅校
中位校
一般校
下位校

超難関や難関校を得意とする大手塾は、GW特訓を掲げ、上位校や中堅校が得意な塾はお休み、としているところが多いように見受けられます(該当しない塾もあります)。得意というのは、それらの学校に合格した実績が多い、という意味です。通っている塾がお休みだけど、この期間だけ他塾のGW特訓に通うお子さんもいるそう。息子の塾はお休みになっていますが、そのぶんがっつり課題が出ました。おそらく全日休みとしているところはどこも同じだと思います。

息子は、自分で初めて勉強計画を立てました。課題を振り分けて、ざっと1日あたり7単元を復習するそう。これに休み明けの通常授業の宿題が加わります。いや~大変。でも、若い脳は吸収率がものすごく高いですから、フル稼働してもらおうと思います。実は前半、思い切り旅行を楽しみました。残り数日、このミッションをクリアするべく、親子で奮闘しようと思います。

戦いは、笑顔で締めくくりたい

大学も高校も中学も、いつだって受験は過酷です。でも、どのタイミングでも、やるからにはプラスにつなげたいものですね。息子はこの経験を糧にしなければならないし、親の私は糧にさせてあげなければなりません。すべての受験生が笑顔で来春を迎えられますように…。受験生の親子のみなさん、ともに頑張りましょう!

坂田ジエイ子
ananのオリジナルコンテンツweb「ananweb」制作スタッフ兼ライター。同じくセレッソ大阪サポーターでサッカー少年の小6長男、ごっこ遊びに夢中の小3長女を持つ二児の母。仕事の合間に、チームや選手名をハッシュタグ検索しては、ニヤニヤしている日々。趣味は他に嵐、バレーボール。愛猫2匹をモフモフする時間も宝物。


第23回 頭が良ければそれでいいのか…中学受験の怖ろしい弊害
第22回 中学受験ってかわいそう? 子どもをダメにする親の話
第21回 それも親がやるの…!? 少年サッカークラブと親の出番
第20回 俺、辛い…中学受験の過酷な現実と親子の葛藤
第19回 2019年Jリーグ 初心者でも楽しめる最新トピックス
第18回 2019年Jリーグ始動!「初心者も楽しめる」開幕戦の見どころ
第17回 日本代表メンバーにJリーグ選手は何人? 初心者サポーターが思うコト
第16回 「長谷部誠選手のマインド」を嵐ショックの私がマネてみた
第15回 Jリーグ開幕1か月前、選手たちがしているコトに注目!
第14回 チケットはどこで買える? 初めてのサッカー観戦ガイド
第13回 Jリーグ、どのクラブを応援する? お気に入りの見つけ方
第12回 「行けー!」はダメ? 少年サッカーの応援はJリーグ観戦より難しい
第11回 ファスナー付きはNG…! キッズ向け「冬の防寒サッカーウエア」
第10回 寒い日の親子サッカー観戦は、あえて「部屋」をおすすめする理由
第9回 かわいくてあったか……冬のサッカー観戦、気になる服装は?
第8回 ポイントは、お尻!? 冬場のサッカー観戦で絶対に持って行ったほうがいいもの
第7回 見学できる、Jリーグ各クラブの練習風景。用意しておくといいものは?
第6回 試合後にはお楽しみも。サッカー日本代表戦の楽しみ方
第5回 あの頂上決戦から再び! セレッソ大阪vs川崎フロンターレ、アウェイ観戦記
第4回 柏スタジアムでの観戦をおすすめする理由は?
第3回 セレッソ大阪を好きになるきっかけとなったゲーム『FUJI XEROX SUPER CUP 2018』
第2回 大収穫の2日間。憧れの選手が息子に与えてくれたもの
第1回 育児の黒歴史を経て、セレッソ大阪に出会うまで

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