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冷凍王子こと西川剛史さんに聞く!まとめて作りがちな常備菜。実は「ちょこちょこ冷凍」がオススメ

2019.05.28

冷凍王子・西川剛史さん直伝の「冷凍のコツ三原則」(https://hanakomama.jp/topics/72350/)、「下味冷凍」(https://hanakomama.jp/topics/72361/)を覚えれば、平日夜のごはん作りのストレスも大幅軽減されそうです。

とはいえ、「週末にまとめて常備菜を作って半日つぶれる」「週の真ん中にまとめて夜作り置きしてから冷凍」という人も多いのでは?

西川さん曰く「わざわざ週末に1週間分まとめて作るのは時間がもったいない!」

そこで「ちょこちょこ冷凍」をオススメしてくれました。

「きんぴらも、その日の分だけ作るのと、2〜3回分作るのは大して手間は変わりません。常備菜として作ると、何日も同じ料理が続いて飽きるけれど、小出しに使えるのが冷凍のいいところ」
たとえば、「きゅうりの酢漬け」や「人参の千切り+ドレッシング」、「大根+甘酢」などを多めに作って、その都度冷凍。もう1品ほしい日の心強い味方になってくれるはずです。

3-2_人参のラペ
千切りした人参にドレッシングを和えて冷凍した「人参のラペ」

これからの季節の栄養バランスに!

これからの時期、冷やしうどんや冷やし中華、そうめんなどが食卓にのぼる機会が増えてきます。そんなとき、冷凍野菜が大活躍。

「そうめんや冷やしうどんは、どうしても栄養が偏ったり、野菜不足になりがち。そんなとき、麺の上に冷凍野菜をそのまま載せて、その上からだしをかければOK。野菜が凍っているので、氷はいらないし、だしは薄くならないので一石二鳥です」

にんにくやしょうがなど、薬味系も冷凍しておけば、新鮮なままいつでも使えます。カットして冷凍庫に常備しておくと安心です。

3-3_冷やしうどん
冷たいうどんの上に、冷凍トマトときゅうり、シソをのせてだしをかければ、見た目もきれいで、栄養バランスの取れた「冷やしうどん」に!

調理済みの冷凍のコツは?

ここまで調理前の食材の冷凍方法を教えていただきましたが、食材や下味冷凍にこだわらず、従来通り、調理済みのものを冷凍するのも大歓迎です。

たとえば、カレーなどもそのまま放置すると菌が繁殖するので、すぐに冷凍するのがオススメ。

「ジップロックで冷凍した場合は、解凍するときお皿に移して、ラップをかけて電子レンジへ。電子レンジ対応のタッパーならそのままチンするだけ。その場合は空気を入れないために、サランラップを落しぶた代わりにして、その上からふたをしましょう」

カレーなど脂が入っているものは、油が高温になって袋が破れるので、”電子レンジ対応”のもので解凍するのが鉄則です。

保存期間は1カ月。ちゃんと使おう

西川剛史

そして、1点西川さんから大事なアドバイス。

「生肉が冷蔵庫にあると、みんな焦りますが、冷凍すると安心してしまいます。ずっと入れていると冷凍庫がパンパンになってくるし、いつの食材がわからなくなる。だからちゃんと使うことを意識してください」

とのこと。冷凍したものの使用目安は1カ月以内。

「月末に整理することをオススメしています。半端な食材や、これいつの?というものが出てくるので、カレーや鍋など、何を入れてもOKなメニューで使い切りましょう」

最後に、冷凍について知り尽くした西川さんが気に入っている冷凍食材を伺ったところ…。

「市販の冷凍ブロッコリーです。野菜の中でも栄養価が高く、使い勝手も良いので、いつも常備しています。」とのこと。

食材も、下味冷凍も、だし解凍も、調理済みの冷凍も、そして市販の冷凍食品も、すべて”豊かな食卓”のため。

料理がストレスにならず、家族みんなが笑顔になれるよう、冷凍を上手に活用してくださいね。

西川剛史

【参考記事】平日が楽になる!下味冷凍のすすめ
https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/preservation/shita-aji.html

てぃ先生

[お話を聞いた人] 西川剛史(にしかわ・たかし)

冷凍生活アドバイザー養成講座監修・講師、野菜ソムリエプロ、ベフロティ株式会社代表取締役社長。大学で食品栄養学を専攻し、学生時代から冷凍食品に魅了される。冷凍食品メーカー、冷凍食品会社の商品開発部門などで勤務。現在は冷凍に関する第一人者としてテレビ、雑誌、ラジオなどでも幅広く活躍。著書に『もっとおいしくなる超・冷凍術』(洋泉社)。

取材・文〇吉田理栄子