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【桜蔭中学・合格ママの体験記】のんびりムードは3年生まで。4年生になる直前から本格的に「受験」を意識することに…!?

2019.05.14

この連載は…
娘が、女子御三家と言われる名門私立中学・桜蔭に合格したママの体験記です。当初は中学受験なんてまったく視野に入っていなかった親子が、なぜ最難関に挑戦するにいたったのか。その軌跡をたどります。


受験

のんびりムードは3年生まで

娘が通っていた普通クラスについてもう少し詳しくお話しすると、特別クラス=Sクラスを除き、1年生から3年生までのクラスは2クラスしかありませんでした。教室は靴を脱いで上がり、幼稚園のころを思い出すのか子供たちもリラックスして授業を受けていました。先生も若い女性が算数も国語も教えてくれます(理科と社会は通常授業には入っていませんでした)。これもまた子どもたちには安心感があったようです。

授業は、さすがにゆとり真っ只中の学校で教えてくれる内容よりは厚みがあり、スピードも学校よりは早いものでしたが、「受験」というイメージからは程遠いものだったように思います。うちは受験をするかどうかも決めていなかったので、その体勢で不満はありませんでしたが、早くから受験を考えていたご家庭には物足りなかったかもしれません。他の塾に移る子がいたり、塾とは別に家庭教師をつけたりするご家庭もありました。
そんな状況もあり、娘から7つ下の息子は通いませんでしたが、彼が小学校1年生のころは、雰囲気もガラッと変わりきっちり宿題も出し、先生からも厳しい指導を受けると実際に通っているご家庭のお母さんに聞きました

一方、娘は、Sクラスに上がるような好成績は結局取ることもなく「のんびり、ほんわか」したクラスに満足し、友達もできたこともあり、第2の学校のような位置付けで楽しんでいるようでした。

また当時、うちは二人目となる息子が生まれたばかりで、夫は「ザ・昭和の父」で家庭より外に出ていることが多く、私は母が亡くなっていたこともあり、息子の育児でいっぱいいっぱいになっていて塾について特に考えることもなく、娘に葉っぱをかけることも勉強を見てあげることもありませんでした。

けれどもそんな「のんびり」クラスも3年生で終了。平穏な日は終わりに近づきました。4年になる直前は本格的に「受験」を意識せざるおえなくなりました。4年生になると教科別に先生がつき、教室も靴を脱ぐシステムではなく、一人ずつ机と椅子があり、学校と同じスタイルに。クラスも定期テストごとの能力編成別に5クラスと一気に増えます。また月謝も一気に跳ね上がることも現実に向き合う覚悟をしなくてはならなくなりました。

つづく

葉月なつ
フリー編集者・ライター。空気を読みすぎて流されやすい、ブレブレな19歳の長女と、生まれた時から「俺は俺」という「俺道」を突き進むマイペースな12歳の長男を持つ2人の母。長女が3歳まで出版社勤務。0歳児から長女を保育園へ預けフルタイムで働いていたが、長女が精神的に不安定になり、長女が3歳になったときに退社。以後専業主婦となり、パート勤務のみで家中心の生活。家族の理解を得て、昨年フリー編集者・ライターとして再スタート。

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