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【桜蔭中学・合格ママの体験記】こんなに特徴がある!中学受験に特化している大手塾4つ

2019.05.21

この連載は…
娘が、女子御三家と言われる名門私立中学・桜蔭に合格したママの体験記です。当初は中学受験なんてまったく視野に入っていなかった親子が、なぜ最難関に挑戦するにいたったのか。その軌跡をたどります。


受験

4大大手受験塾

4年生に上がる前に受験について考え始めた際、塾についても改めて調べました。
当時は中学受験に特化している塾は大手では4つありました。

実績ナンバー1は、「SAPIX(サピックス)」。桜蔭に入ってから知りましたが、桜蔭入学者は8割はサピックス出身でした。開成に通っている保護者の方から開成も同じと聞きました。SAPIXの特徴は、授業が先取り型で、プリント数が多く、プリントの整理は子どもでは追いつかず、親の仕事と言われていました。授業の席は、テストの点数で決まり、自分がどの位置にいるのかシビアにわかるようになっています。

二番手は「早稲田アカデミー」でした。早稲田アカデミーは、「24時間睡眠を取らず、ハチマキをして勉強する」という勉強合宿が有名です。桜蔭の合格発表の時に近くにいた女の子が自分の番号を確認すると、おもむろに早稲アカのハチマキを締め出しうれしそうに帰って行った姿を見かけ、印象的な光景で今でも覚えています。「ハチマキは彼女にとって受験への思いがたくさん詰まっていて、精神的な支えになっているものなのね」と感慨深く思いました。

三番手は娘が通っていた「四谷大塚」と「日能研」。四谷大塚は、中学受験を専門とした塾としては一番の老舗になります。
「日能研」は、電車の吊り広告で「四角い頭を丸くする」というキャッチとともに小学生向けの問題がポスターになっている塾です。

うちは結局通い慣れた塾がいいという娘の強い希望があり、また家から5分という距離の近さは下の子連れでの送迎には代え難く、4年生に上がってからも四谷大塚へ通い続けて行くことになるのですが、迷うこともありました。

受験を終えてからは、どの塾がベストということはないと思いました。その子に合っていることや、フォローするお母さんや家庭の状況などで考えるのが良いのではないかと思います。SAPIXは実績から一番人気がありましたが、四谷大塚からSAPIXに移り成績が上がった子もいれば、そうではない子もいました。

またSAPIXは短時間集中型で授業時間が短く、お弁当を持参する必要はありませんが、四谷大塚はお弁当の時間を挟んで授業というカリキュラムでした。うちは幼稚園から息子を迎えたと同時に夕方の弁当作りがスタート。息子はよくバス停から公園へ直行してしまうので、ほかのお母さんに息子をお願いして私は弁当を作っていました。娘が塾に行くまでにお弁当作りが間に合わない日は、松屋でテイクアウトの牛丼を買い、6時までに塾の受付へ渡していました。四谷大塚のエントランス中が牛丼のいい匂いに包まれ、受付の方に笑われるということがしばしばありました。

6年の夏休み明けから塾は毎日になるので、夕方のお弁当作りも毎日。その頃は、朝、昼、晩の毎日の食事の準備に加え、息子の昼の幼稚園のお弁当、娘の夕方のお弁当と、一日中献立と食事の用意に追われていました。そのころは不定期にしか働いていなかった私でさえフウフウ言っていたのに、フルタイムで働いていたお母さんは、本当に大変だったと思います。お弁当作りは、受験勉強とは直接関係ないことかもしれませんが、それでもお弁当がないほうがフォローする家族の負担は少なくなります。お弁当があるかないかというささいなことも含めて、選択をしたほうが良いかと思いました。

つづく

葉月なつ
フリー編集者・ライター。空気を読みすぎて流されやすい、ブレブレな19歳の長女と、生まれた時から「俺は俺」という「俺道」を突き進むマイペースな12歳の長男を持つ2人の母。長女が3歳まで出版社勤務。0歳児から長女を保育園へ預けフルタイムで働いていたが、長女が精神的に不安定になり、長女が3歳になったときに退社。以後専業主婦となり、パート勤務のみで家中心の生活。家族の理解を得て、昨年フリー編集者・ライターとして再スタート。

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