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肌は内臓の鏡?!腸内環境を整えてストレス知らずの美肌に。家庭で取り入れられる発酵食品メニュー5選

2019.05.30
肌トラブル

ストレスで肌が…そんなママにおすすめ発酵食品メニュー

ストレスが増すと、なぜか肌の調子が悪くなる、と感じていませんか?

肌の調子が悪いことに気づくと、さらにそれ自体がストレスになって、余計に肌あれにつながるという、悪循環に!

医療法人康梓会 Y’sサイエンスクリニック統括院長の日比野佐和子先生によると、やはり、ストレスは肌に関係しているようです。そして、強い肌づくりのための食生活からの対策も教えていただきました!

最後には、ママとキッズにおすすめのメニューを管理栄養士でキッズ食育トレーナーの方に紹介いただいています。こちらも要チェックですよ!

■ストレスによって肌が薄くなる!?

日比野先生によると、ストレスはさまざまな肌トラブルを引き起こしてしまうことが分かっているといいます。

「加齢とともに、肌の弾力を保つ役割を持つコラーゲンやエラスチンといった細胞は減少していくことから、肌は薄くなっていきます。しかし精神的なストレスがかかると、さらに肌を薄くしてしまうことがわかっています。

精神的な緊張状態になると、身体がストレスホルモンを分泌することで、血管が収縮して、皮膚に栄養が行き渡らなくなってしまう結果、肌のうるおいを保つ働きを持つ女性ホルモンも肌に行き渡らなくなり、肌から水分が失われ、コラーゲンの生成にも影響が現れます」

意外にも、ストレスは肌に大きな影響があるのですね。

「ストレスによって、外部の刺激から肌を守ってくれるバリア機能が弱まるため、肌の奥まで紫外線が届きやすくなります。紫外線にはUVAとUVBの2種類がありますが、肌のシワ・たるみなどのいわゆる『光老化』を引き起こすのは、紫外線の中でも肌の奥の真皮層にまで到達する『UVA』の影響が注目されています。

UVAは4~8月にピークを迎え、窓などのガラスを通過して常に降り注いでいるため、今の季節は基本的な紫外線対策はもちろん、精神的なストレスも上手にケアしましょう」

■肌は内臓の鏡!腸内環境を整える食生活を!

そして日比野先生は、紫外線やストレスの影響を受けやすい春夏には、肌そのものを強くするためにも腸内環境を整えるといいと話します。

「『肌は内臓の鏡』と言われるように、ストレスや生活習慣の乱れによって腸内環境が悪化すると、体全体の免疫力が低下し、同時に肌のバランスも崩れてしまいます。腸内環境を整える食材を積極的に取り入れましょう」

日比野先生は、次の食材を勧めます。

●水溶性食物繊維
きのこ・海藻類・寒天など

●乳酸菌を含んだ発酵食品
ヨーグルト・納豆・キムチなど

■ママもキッズもハッピーになる!肌に良いメニュー5選

日比野先生が勧める水溶性食物繊維や、乳酸菌を含んだ発酵食品を、小さな子どものいる家庭で上手に取り入れるには、どんなメニューがいいのでしょうか?

ママの肌がきれいになり、子どもも喜んで食べるものなら、一石二鳥ですよね。そこで、管理栄養士でキッズ食育トレーナーの小野寺みゆきさんに、腸内環境をよくする食材を使った、5つのおすすめメニューを考えていただきました!

1.豚肉とわかめの味噌マヨ炒め
「水溶性食物繊維が豊富なわかめ。味噌汁や和え物に使うことが多いですが、炒めものにしてもおいしいですよ。メインのおかずにもなるので、量もたくさん摂れるのもおすすめのポイント。子どもの好きなお肉や卵と組み合わせることで食べやすく、発酵食品の味噌も使ったメニューです」

2.キムチチャーハン
「発酵食品の代表、キムチは辛いイメージがありますが、漬け汁を絞れば辛みはほとんどなく、他の素材の味を引き立ててくれる優秀な食材。絞った漬け汁は別に取っておき、子どもはそのまま、大人は後から漬け汁をチャーハンにかけて食べれば、家族みんなが好みの味で食べられます」

3.水切りヨーグルトのマカロニサラダ
「子どもが大好きなマカロニサラダ。マヨネーズで和える代わりに、よく水切りしたヨーグルトで和えます。カロリーが抑えられるうえに、さっぱりした口当たりに。ヨーグルトの酸味が気になるようであれば、カレー粉を少し足してカレー味にすると、子どもは食べやすくなります」

4.麦ごはんのチーズおやき
「大人にとってはヘルシーなイメージのある麦ごはんですが、白米に比べ硬く、モソモソして子どもには食べにくい場合も。そこで、おやきにしてしまうのがおすすめ。麦ごはんにとろけるチーズを混ぜ、つなぎに溶き卵を加えて、フライパンで平たく焼けば完成。子どものおやつにも、大人のおつまみにもいけるメニュー。つなぎの溶き卵の代わりに、すりおろした山芋やレンコンを加えると、さらに食物繊維がUPします」

5.そぼろ納豆
「フライパンでひき肉を炒め、甘辛く味付けし、軽く水洗いした納豆を加えます。そぼろの風味で納豆の香りと味がマイルドになり、納豆嫌いの子どもでも食べやすくなります。ひき割り納豆を使うと、より口当たりもよくなります。ごはんにかけて丼にするのはもちろん、うどんや冷奴に合わせても美味しい、アレンジしやすいメニューです」

どれも簡単にできるメニューで、しかも子どももパクパク食べてくれそうなものばかり!

ママの肌のことも考えて、家族みんなが喜ぶこれらのメニューを、日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?

[教えてくれた人]日比野 佐和子先生
医療法人 社団康梓会 Y’sサイエンスクリニック広尾 統括院長、大阪大学大学院 医学系研究科臨床遺伝子治療学 特任准教授、公益財団法人 ルイ・パステゥール医学研究センター 基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長
同志社大学 アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学 保険医療学部准教授などを歴任。現在はアンチエイジング医療における第一人者的な立場として、基礎研究から最新の再生医療の臨床に至るまで幅広く国際的に活躍すると共に、テレビや雑誌等メディアでも注目を集める。
 
キッズ食育トレーナー 小野寺みゆきさん
3歳~小学生のための食育スクール「青空キッチン武蔵浦和校」主宰。
管理栄養士として20年間栄養管理に携わり、幼少期からの食育の大切さを痛感。「正しい食は子どもの未来を輝かせる」という理念のもと、子どもの食育の普及活動に努めている。
https://s-kenkougohan.com/
取材・文〇石原 亜香利