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25歳、新米駐在妻。陸の孤島で感じた孤独感【初めて尽くしのドイツ生活】

2019.05.31

この連載は、

ひょんなことから、25歳にドイツで駐在妻となったゆとり世代の筆者が初めての結婚生活・妊娠・出産・子育てを、初めての海外生活で、泥臭く奮闘した「初めて尽くしのドイツ生活」を記した体験談。

リアルなドイツ生活や子育てについてはもちろんのこと、「優雅」と言われがちな駐在という立場にいる苦悩や、外から見た日本の「本当にこれでいいの?」と感じる疑問や違和感を綴ります!

子どもだけじゃない、自分のキャリアやライフスタイルを見る視野が1度でも広がり、1mmでも深まるきっかけになれば幸いです。


「ドイツで子育てっていいなー」

何度、この言葉を聞いたことでしょう。

「ヨーロッパ」やら「ドイツ」という言葉は、日本人からすると、キラキラしたイメージがあるからかもしれません。

イメージとは違う様子を伝えても、
「でも、いいじゃん!」と返ってくる始末。
一方で、ドイツでの経験を他意なく伝えようものなら、「自慢」に聞こえてしまうから難しい。

「それでもここ(日本)より良いでしょう?」というフィルターで見ているなら、何を言っても無駄だなぁと口を閉ざしてしまいます。

日本に本帰国して、まだ2ヶ月。

日本の文化に「逆適応中」だけれど、
ゆとり世代のわたしが、25歳で駐在妻としてドイツで子育てをしてきた「泥臭い」軌跡と、
日本で感じたギャップを綴ります。

ただ、忘れないでいたいことは一つだけ。
子育てを途中でリタイアせずに終えられたのは、ほかでもない「ドイツ文化」と「ドイツで出会った人たち」のおかげであると。

【新米駐在妻、陸の孤島で奮闘する】

ドイツ

駐在先は、デュッセルドルフというドイツの北西部に位置する経済都市。ノルドライン・ヴェストファーレン州の首都で、電車で30分ほど南下すると大聖堂で有名なケルンがあります。
国際的なバックグラウンドをもつ移民も多く、なかでも日系企業が多く進出している背景から、人口の1%が日本人と、ヨーロッパ圏内では有数の日本カルチャーが根付く街。

とはいえ、ドイツはドイツ。
日本のようにはいきません。

目の前に掲げられてる広告も
カフェで聞こえる声も
キャスターが読み上げる天気予報も
自宅に届く手紙も

当たり前に、
当然のことながら、
「ドイツ語」。

見慣れないヨーロッパの街並み、聞き慣れない言語、彫り深い顔のドイツ人たちに触れ、「土地に馴染んでいない」と感じる孤独感もあり、家の外は異世界に感じたのを覚えています。

身寄りもない、友達もいない、ドイツ語もわからない。

まるで、自分は陸の孤島にいるような気分でした。

新婚生活や妊娠・出産・育児はもちろんのこと、
海外生活もはじめて。

実を言うと、主人の駐在生活が始まった頃、わたしは都内で会社員として働いていました。なので、当初わたしたちの結婚生活は「遠距離別居婚」。そして一年後、わたしはドイツへ渡ることになるのですが…

「今ごろ、こんな風に働いていたはずなのに」
と、葛藤を抱えながらドイツ生活はスタート。

そんなわたしが、なぜ、ドイツ生活を選んだのでしょうか?駐在生活が始まる前に、大きな人生の選択を迫られ、はじめにぶち当たった問題とは…?!

次回に続きます。

河井あやね

Hanako 新米ライター。国際色豊かな大学を卒業するも、在学中は留学せず、そのあと広告代理店に勤務。
25歳でドイツ駐在生活をスタートし、20代後半を国外で過ごす。本帰国後、ドイツと日本のギャップを感じつつ、それさえも楽しもう。をモットーに天真爛漫系2歳児(娘)を育児中。