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夏の紫外線&熱中症対策講座、「ママの学校」に行ってきました!

2019.06.18

ママの学校とは?

こんにちは。
皆さん、楽天の新しいサービス「ママ割」が開催する「ママの学校」に行ってきました!今回で3回目のママの学校。

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テーマは、「専門家が教える!子どもを守る 夏の紫外線&熱中症対策講座」。
これからの季節、気温が上昇し、日差しが厳しくなり一番心配なのは、紫外線と熱中症。
大人も一番怖いですが、疲れ知らずで地面からの熱を一番受けやすいのは、子どもたちです。

講師は、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(健康情報コンソーシアムメンバー) 本田由佳 先生と、順天堂練馬病院 整形外科准教授 坂本優子先生。

先ず1時限目は、坂本先生の紫外線対策の講座。

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紫外線に対して私達がどうして気をつけなくてはならないのか?その理由の一番が、「皮膚がん」ですよね。日に当たりすぎると皮膚がんになる可能性が高くなる。しかし、この皮膚がんは、日本の癌患者数の中でも一番低く10位にも入っていないそうです。オーストラリアやハワイなど、紫外線の強い地域には、この紫外線による皮膚がんは深刻な問題になっていますが、日本はそこまで紫外線が強くないので、日本人にとっては希少がんと言われているそうです。しかし、その海外の例がそのまま、日本に入ってきたので、「紫外線=悪い・浴びないようにする。」と誤解をされていると話していました。しかし、まったく害がないわけでなく、紫外線は白内障の発症に関係すると言われているのでサングラスをかけたりなど、太陽から瞳を守ることは大切だと話されていました。

日光を浴びることで形成される「ビタミンD」とは?

実は、最近太陽を全く浴びないことで、ビタミンDが不足している子どもたちが増えているそうです。このビタミンDが不足することで「認知症・糖尿病・統合失調症・呼吸器感染症」になりやすいと言われています。ビタミンCなどは、摂取しないと摂れないのですが、ビタミンD は、太陽に当たることで身体の中で作ることができるそうです。だからといって、ずっと陽に浴びせているのが良いわけでもありませんし、シミやソバカスなどが身体に残るのは嫌ですよね。「夏・冬」では日照時間が異なりますので、時期によって、浴びる時間を調節しましょう。だいたいの目安は以下です。

会場からは、坂本先生に対して2つの質問がされ、解説してくださいました。

Q・ビタミンDは摂取しすぎても大丈夫なのか?
A・食べ物や日光から摂取するぐらいでは、たくさん摂っても過剰にはなりません。しかし、サプリメントを大量に摂取すると過剰になるので注意を。

Q・日焼け止めは子ども用が良いのか?

日焼け

A・大人用は強いので子どもの皮膚には適していない。子ども用のものを使うように。しかし、子どもは動きがはげしく、こすってしまったりもするので、塗りなおしは必要だと思います。

2時限目は、熱中症の授業。講師は、本田由佳 先生。

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先ずは、子どもが熱中症かどうかをどのように見分けたら良いのか、ポイントの話。
季節の変わり目は、身体の体温調節が整わず、熱中症になりやすい。特に、熱くなり始めた初日は要注意で、お子さんの様子を気にかけて見ていくことが大事だそうです。

熱中症は、軽症〜重症までの3つに分けられます。
1度…めまい・湿疹・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の汗
2度…気分の不快・頭痛・吐き気(お子さんがぐずついていたら要注意)
3度…意識障害・痙攣・体温の上昇(夏が近づいたら、体温を毎日測ることが大切。温度管理を      しっかりして、体温が高いようなら、室内環境を見直していく)

熱中症を起こすときの環境は、温度計だけでは分からないそうで、「気温・湿度・輻射熱から計算するWGDP(暑さ指数)」が大切になるそうです。
外出する際には、必ずWGDPをチェックしましょう。(WGDP指数25〜28=警戒・危険)
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php
から調べることができます。
熱中症になりやすい原因は、
・肥満傾向・体脂肪が多い
・睡眠不足・不規則な食環境
・汗をかきやすい
・激しい運動をしている

があげられるそうで、このような要因がある子は、特に注意が必要とはなしていました。

熱中症にならないために大切なのは、「水分補給」が一番なのですが、ただ補給するだけでは防ぐことができず、汗をかいた時にでた塩分を、補う時にしっかり摂取し、冷やすようにしていきましょう。
また、「この症状は、どうなのかな?」と迷ったら、まずはお子さんの名前を呼んでください。呼びかけに反応するかしないかが、熱中症かどうかを見極めるときには大切で、もし、反応しないようなら、すぐに医療機関へ行くようにしてくださいね。
家でできる熱中症予防は、
・3度の食事(暑い夏は、朝食を食べたがらない子も多いですが、小さなおにぎりにして食べやすい工夫をしてあげてくださいね)
・睡眠を取る(温度調節をしにくいお子さんは、身体を環境に合わせようとすることが、身体にとっても負担になりますので、しっかり休息できる環境づくりを)
・水分と塩分をとる
・WGDPのチェック
・体重の変化を気にかける(散歩に行く前と行った後の体重が、2%以上体重が減っていたら熱中症になりかけているので、次回から水分を増やすようにすること)
・尿の色の変化を気にかける(下の図を参照)

おしっこの色

ここで、本田先生にも質問が4つあがりました。

Q・経口補水液とスポーツドリンクの違いは?
A・経口補水液=水分補給ができる。塩分が多い。
  スポーツドリンク=エネルギー補給には良いが、水分補給にはならない。塩分が少ない。

Q・水分補給のタイミングはいつが良いか?
A・こまめに摂っていく。WGDPの指数が高そうな時は、経口補水液を飲んでから外出するように。

Q・経口補水液の代わりになるものを作れるのか?
A・経口補水液は、家庭にあるもので作ることができる。「塩・砂糖・水」で作れる。
  (水500ML・砂糖20G(ペットボトルの蓋すりきり3杯・塩1・5G)

Q・脱水症状を外見から判断するにはどうしたらいいか?
A・手のひらの甲を指でつまんで引っ張って、富士山をつくる。離した後に、しばらく富士山の形が残っているようなら、脱水している可能性が高い。外で子どもと遊んだ後に、富士山ができたままになっていないか要チェックする。

最後は、骨を丈夫にする体操・運動のレクチャーをしてくれました。
骨に一番いい運動は、なんとジャンプ!ジャンプをすることで、骨の中にある細胞が完治をして自分で骨をつくろうと意識するようです(身体の細胞って面白いですね)。

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子どもの好きな音楽を流し、縄跳びを使って、ジャンプをしていたのですが、一見ただの遊びに見えることが、実は身体の細胞を健康に保つために行われていて、遊び一つとっても子どもにはとても大切なことなんだなぁ…と再確認しました。家で縄跳びを回せない時は、エアーでも良いので、一緒に跳ぶのもいいそうです。

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最後は、骨の中の筋肉量などを測定してもらい、授業は終了。

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子どもたちも、そしてお母さんたちもこれからの時期、気をつけなくてはいけない「熱中症・紫外線」に対しての正しい知識を、専門家から直々に学び、「勉強になりました!」と満足している声が聞こえてきました。

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医学は年々進歩していて、そのバージョンに合わせた子育ての仕方が大切だということを学びました。
今後も、お母さんたちの子育てに役立つような講座に、参加して発信できればと思っています。

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kawanishi_keito

河西景翔(かわにし けいと)さん・子育てアドバイザー
小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。
現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

Hanakoママ

Hanakoママ (はなこ・まま)編集部

マガジンハウス発行のWebマガジン『Hanakoママ(ハナコママ)web』。子育て中のママとキッズがハッピーになる、子連れのおでかけ、ファッション、ビューティ、絵本、写真投稿、育児のお悩み相談などの情報満載。パパの子育てを応援するコラム&トピックスも。instagram.com/hanako_mama

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