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美容皮膚科医がレクチャー!汗をかいても効果が続く日焼け止めの正しい塗り方

2019.07.23
日焼け止め

いよいよ本格的に汗をかく季節が到来。今年の梅雨は関東においては雨の日が少ないですが、曇りでも紫外線は降り注いでいるから気をつけて! また湿度や気温が高いと汗をかきやすくなるため、日焼け止めが落ちてしまいがち。

そしてそれ以前に、日焼け止めの“塗りムラ”で「塗っても焼ける」なんてことも決して珍しくないんです!

美容皮膚科医の慶田朋子先生に、日焼け止めの塗りムラ防止や徹底カバーの方法をお聞きしました!

■なぜ日焼け止めを塗っても焼けるの?

花王のアウタースキン研究所が2019年2月、日常的に日焼け止めを使用している20~40代の女性1,545人に対して実施した「日焼け止めに関するインターネット調査」では、8割以上の女性が「しっかりと日焼け止め剤を塗ったはずなのに、いつのまにか日焼けしてしまった」経験があると回答。

グラフ

最近の日焼け止めは落ちにくいと言われているし、どうして塗ったのに焼けるの?と疑問に思うかもしれません。

実は、バッチリ塗れたと思っていても、それは思い込みだったなんてことも!

花王のデータでは、「量が不十分」「まんべんなく塗れていない」「塗り直しの頻度が低い」ことで、塗った日焼け止めに塗りムラができているケースや、「汗・水やこすれなどによって日焼け止めが落ちてしまっている」ケースが多いといいます。これを日焼け止めの“スキマリスク”と呼ぶのだそう。

■日焼け止めを塗っても焼ける対策!

そこで慶田先生に、日焼け止めの塗りムラや、汗・水・こすれで落ちてしまう“スキマリスク”の対策をお話しいただきました。

「日焼け止めは塗り直しが使用の必須条件です。塗った部位は必ず、こまめに塗り直しましょう。ただ、顔はメイクをしているので、まずは朝のメイクからミルフィーユ塗りをしておき、塗り直しの際には上から塗り足すことをおすすめします」

●顔へのUV下地の塗り方
「朝のメイク時には、UV下地→ファンデーション→パウダーと、何層も重ねてミルフィーユ状にします。一番下のUV下地は、多めの量をダイレクトに額と両頬へ、たっぷり3点置きます。手のひらに広げてから塗るとムラになりやすいので、ダイレクトに置くのがポイントです。その後、外側へまんべんなく広げます。頬やあごは放射状に外側へ向かって、額はT字を描くようにして、ムラができないよう塗り広げます。首とデコルテにもしっかり広げましょう。
ここでいったん、軽くティッシュオフして余分な油分を取っておくと、メイク崩れを防止できます。次に頬や鼻筋など顔の中の高い部分、特に光が当たりやすい部分に下地を薄く重ね塗りしておくといいですね」

●顔への塗り足し方法
「昼に塗り足す際には、余分な皮脂をティッシュオフしてから、粉ファンデーションをスポンジにとり、スタンプのようにポンポンと重ねます」

●腕・脚の塗り方
「腕や脚は、日焼け止めを容器から“らせん状”に肌へたっぷりと出し、指の腹で円を描くようになじませましょう」

図1

日焼け止めを塗るからには、はじめから徹底的に重ね塗りしておくことと、塗り直しが肝心! 今年は塗り方をしっかりマスターして、日焼けしない年を始めましょう!

慶田朋子先生

教えてくれた人 慶田朋子先生

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、医学博士。東京女子医科大学医学部医学科卒業。同大にて皮膚科助手、美容クリニック勤務を経て、銀座ケイスキンクリニックを開設。メスを使わないエイジングケアをモットーに医療機器や注射によるナチュラルな若返りに定評あり。食と美容、健康など幅広い知識を持ち、雑誌やテレビでも活躍。著書『365日のスキンケア』(池田書店)

取材・文〇石原 亜香利