働くママのウェブマガジン

Mama子育てママを元気にするコラム&トピックス

【桜蔭中学・合格ママの体験記】里帰りには塾のテキストも一緒。夫の家族との温度差が顕著に。

2019.07.29

この連載は…
娘が、女子御三家と言われる名門私立中学・桜蔭に合格したママの体験記です。当初は中学受験なんてまったく視野に入っていなかった親子が、なぜ最難関に挑戦するにいたったのか。その軌跡をたどります。


受験日記_夏休み

夏休み突入。イベント三昧で勉強できず

「早寝早起き」という習慣は、受験生にとっては通すことができない習慣と知った私たちは、切り替えて塾のスケジュールに合わせて生活するようになりました。それでも寝るのが好きな娘は、塾で遅くなる日は機嫌が悪く、帰宅してからはさらにスピードアップしてご飯、お風呂と済ませるようになりました。

なんとかこなすようになり夏休みに突入。夏休みは、どこの塾でもそうだと思いますが、夏休みは通常授業はなくなり、「夏期講習」という別のプログラムになります。時間も夕方からではなく、ふだん学校に行っている昼間に授業があります。夏期講習では、また早く帰れるようになり、早寝早起き生活に戻りました。「夏の間はまあいいか」と、再びのんびり過ごしていました。塾の合間にプールや映画、友達の家に行ったりしたりと出かけることも多く、多くの小学生と変わらない夏休みを過ごしていたと思います。

塾では夏期講習のプログラムのほかに「理科の実験教室」や「数学の特訓授業」など特別プログラムもありましたが、うちは通常の夏期講習のみしか選択しませんでした。「4年生の間はそれほど勉強勉強と詰め込まなくてもよいか」と思ったことと、単に節約。夏期講習は通常授業の月謝とは別料金がかかり、特別プログラムはそれぞれ別料金。それほどまでにお金をかけるものなのかとその頃は疑問だったので選択しませんでした(だいぶ経ってお金をかけて勉強させることの大事さにも気がつくのですが)。

そうこうしているうちにお盆になり、恒例の夫の実家へ里帰り。お盆開けにはクラス分けのテストが待っていたので、塾のテキストは荷物に入れて帰りました。のんきといえども毎日宿題と復習はさせていたので、その習慣を崩したくなかったのです。

実家では歓待してくれ、毎日のように誰かを呼んで宴会を開いてくれたり、いとこたちと花火をしたりバーベキューをしたりという毎回企画がてんこ盛り。夜も近くで温泉が湧いているのでみんなで温泉へと一日中イベントざんまい。これまでは楽しいだけでしたが、今回は休み明けのテストが・・・・・・。全部のイベントを不参加というわけにはいかないのですが、少々のイベントはやんわり断ることに決め、「では勉強を」と切り出そうものなら周りから猛反対。夫まで「こういうときはいいじゃないか」と同調する始末。夫の実家は地方で、私立の中学は1つあるかないかという場所でした。両親は自営で県外へは滅多に行くこともなく、夫の兄弟たちも高校までは地元の公立でした。「小学生が受験」ということがピンとくるようなことはなかったのです。説明してもわかってもらえません。嫁という立場で強行突破はできず、お盆開けのクラス分けのテストを迎えることになりました。

つづく

葉月なつ
フリー編集者・ライター。空気を読みすぎて流されやすい、ブレブレな19歳の長女と、生まれた時から「俺は俺」という「俺道」を突き進むマイペースな12歳の長男を持つ2人の母。長女が3歳まで出版社勤務。0歳児から長女を保育園へ預けフルタイムで働いていたが、長女が精神的に不安定になり、長女が3歳になったときに退社。以後専業主婦となり、パート勤務のみで家中心の生活。家族の理解を得て、昨年フリー編集者・ライターとして再スタート。

この連載を読む
第1回 【桜蔭中学・合格ママの体験記】うちの娘は「ゆとり世代」その実態に、焦り始めるママたち
第2回 【桜蔭中学・合格ママの体験記】1年生になったばかりの娘が通い始めた塾。そこでのテスト結果で知った事実とは…?!
第3回 【桜蔭中学・合格ママの体験記】のんびりムードは3年生まで。4年生になる直前は本格的に「受験」を意識することに…!?
第4回 【桜蔭中学・合格ママの体験記】こんなに特徴がある!中学受験に特化している大手塾4つ