働くママのウェブマガジン

Mama子育てママを元気にするコラム&トピックス

こんな寝室はNG!子どもの不眠につながる寝室見直しポイント

2019.07.24
寝不足

夜、子どもがなかなか寝付かない、夜寝るのが遅い、朝起きられないなら、睡眠の質が下がっているサインかもしれません。

健康住宅を手がける早稲田ハウスの社長、金光容徳さんは、長年の経験を経て人がぐっすり眠れ、健康になる「究極の寝室」とはどんなものかを見極めたといいます。

その経験と呼吸内科医のもと、子どもがぐっすり眠れる環境を教えていただきました!

■子はぐっすり眠っているように“見える”だけかも?

子どもの睡眠を考えたときに真っ先に浮かぶのが、睡眠時間。でも、ただ長く眠っていれば良いわけではなく、睡眠の質も大事だと金光さんは話します。

「一見、眠っているように見えても、実際、お子さんはぐっすり眠れていないこともあります。外から見ても睡眠の質はわかりませんし、お布団の中に入ってもいつ寝入っているかはわからないもの。子どもに、夜ふかし禁止などのしつけをすることも重要ですが、子どもがぐっすり眠れるように、環境を整えることもより一層大切なのです」

■こんな寝室環境は「ぐっすり」を妨げる!

金光さんによれば、こんな子どもの寝室環境はぐっすり眠るのを妨げることから、睡眠の質を下げてしまうとか。

・掃除がたまにしかされていない
・空気清浄機を置いている
・ぬいぐるみなど埃が出やすいものが置いてある
・化学繊維のカーテンを使用している
・ペットが出入りしている
・布団やマットレスも化学繊維多いものを使用している
・エアコンが直接体にあたる
・寝るときにカーテンや雨戸を閉めきっている
・ものが散らかっている
・寝室で遊んだり、勉強したりしている
・スマホやゲーム機、テレビ、PCが置いてある
・ポスターなどがたくさん貼ってある

これらの寝室、もし思い当たる節があるなら、要注意!
でも、どうしてこれらが「ぐっすり」を妨げるのか気になりますよね。
その答えを教えてもらいましょう!

■寝つきをよくする寝室環境3つのポイント

呼吸器内科専門医の宮崎雅樹先生によると、ぐっすり眠っている「深睡眠」の状態は、寝付いてから4時間以内にあらわれることから、“寝つきをいかによくするか”が重要だといいます。

そして寝つきをよくするには、寝る環境が重要になること。そして「ぐっすり眠れる寝室のポイントは『空気』『モノ』『光』の3つです」と金光さんは話します。

1.空気
「こまめにお掃除をしてホコリをためず、空気をきれいに保ちましょう。寝る前に一度窓を開け放し、外の新鮮な空気を取り入れるといいです。空気清浄機は床の埃を舞い散らせることになるので避けたほうがよいです。また化学繊維のカーテンは静電気が発生しやすいので、埃や塵が吸着しやすいため、天然繊維がおすすめです」

2.モノ
「寝室は“寝る”だけの部屋にして勉強や遊びをさせないのが理想です。寝る直前まで脳に刺激となることをしていると、寝つきを妨げます。ポスター類もできるだけなくしたほうが良いと思います。子ども部屋があるという場合は、リビングで勉強させるのも一つの方法です」

3.光
「寝室に自然な外光が入るようにすることも大事。夜は月光程度、朝はしっかりと朝日を浴びることで脳や身体の切り替えが可能になります。遮光カーテンや雨戸ではなく、自然光を通すカーテンがおすすめです」

■親もしっかり寝るべし!イライラが解消され子どもに優しくなれる

金光さんによると、睡眠不足になるとイライラしたり、判断力が鈍ったりするのは、子どもも大人も一緒だといいます。

「親がぐっすり眠ることが、子どもの幸せにつながると考えています。親の心身が健康で、いきいきしている姿を見せることが子どもに安心と喜びを与えると思います。ぜひ自分のためにも、子どものためにも、自分の寝室環境も整えて、心身ともに元気な毎日をお送りください」

金光さんによると、大人も子どももぐっすり眠れる環境は同じだといいます。
睡眠不足は仕方ないとは思わず、親も積極的に寝室環境を整え、ぐっすり眠りましょう!

教えてくれた人 金光 容徳さん
早稲田ハウス株式会社社長。1951年、千葉県生まれ。
1977年に早稲田ハウス株式会社を設立、30周年を機に「健康住宅専門店」にシフト、「究極の寝室」を開発。寝室から社会を変えるをモットーに鋭意活動中。
https://www.wasedahouse.co.jp/house/shinshitsu/
文〇石原 亜香利