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悩みがちな子どもの自由研究にもぴったり!牛乳からチーズを作ってみよう!

2019.08.07
チーズ

夏休みの自由研究はもう決めましたか。
どんなテーマにしようか子どもと一緒に頭を悩ませているご家庭も多いのではないでしょうか。
「料理は科学」と言うように、料理と科学は密接な関係があります。
おいしい料理を作りながらそのメカニズムを解明することで、楽しくておいしい実験になりますよ。
今回の実験テーマは「牛乳からチーズができるメカニズムの解明」です。
では早速、牛乳からカッテージチーズを作ってみましょう。

カッテージチーズの作り方

チーズ2

【材料】
牛乳・・・500ml
レモン汁・・・大さじ2
塩・・・少々

【作り方】
①鍋に牛乳を入れて、沸騰直前まで加熱したら火を止める。
②レモン汁を加えて手早くかき混ぜたら、モロモロと分離してくるまで5分程度置く。
③ボール、ザル、厚手のキッチンペーパーの順に重ねたら、②を流し入れる。
④10分程度放置してチーズと水分(ホエー)に分けたら、軽くしぼって水気を切る。
⑤出来たチーズに塩を加えて混ぜる。

チーズ3

【コメント】
・レモン汁の代わりにお酢で作ると、やや酸味が強く固めに仕上がります。
・牛乳は成分無調整のものを使用し、作る工程で沸騰させないように注意しましょう。
・分離して残った水分(ホエー)もとっても栄養豊富なので、炊飯時に混ぜたりみそ汁に加えるなどして活用しましょう。
・出来上がったカッテージチーズは、クラッカーやバケットにのせていただくと美味しいですよ。

牛乳からチーズができるメカニズム

チーズ4

それでは、牛乳からカッテージチーズができるメカニズムを解明していきましょう。
様々な食品中に含まれているたんぱく質は、加熱や攪拌、酸や塩類によって変化します。
例えば、生卵を茹でると固まってゆで卵になりますよね。
これは、卵のたんぱく質が加熱により変性して固まるからです。
また、豆乳ににがり(塩化マグネシウム)を加えると固まって豆腐ができあがりますよね。
これは、豆乳中のたんぱく質が塩化マグネシウムにより変性して固まるからです。
同様に、牛乳に含まれているたんぱく質も、レモン汁の酸と反応して固まるという性質があります。
この性質を利用してできるのが、カッテージチーズなのです。

最後に

牛乳からチーズができるメカニズム、お分かりいただけましたでしょうか。
カッテージチーズは、たんぱく質やカルシウムなどの栄養が豊富で脂肪分が少なく、さっぱりとした味わいです。
とっても簡単に作れるので、おいしい自由研究にいかがでしょうか。

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阿知和 梨香(あちわ りか)

食育アドバイザー
子ども料理教室「食育クッキング」代表。大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰する傍ら、保育園で食育授業をしたり、自治体主催の食育講座の講師を務めたりと多方面で活躍中。
食育クッキングHP:https://shokuikucooking.jimdo.com/
食育クッキングInstagram:https://www.instagram.com/shokuikucooking/