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【桜蔭中学合格ママの体験記】成績上位の子は有名人?!心配していた塾のクラス分けの結果は?

2019.09.12

この連載は…
娘が、女子御三家と言われる名門私立中学・桜蔭に合格したママの体験記です。当初は中学受験なんてまったく視野に入っていなかった親子が、なぜ最難関に挑戦するにいたったのか。その軌跡をたどります。


部活動

塾のクラス分けと部活問題

夏休みで夫の実家へ行き、直前に勉強ができず、クラス分けのテストの日を向かえてしまいました。のんきといえどもテストとなると、不安や緊張も。娘も「どうしようどうしよう」と不安がっていましたが、腹をくくってテストを受けることにしました。

心配していましたが休み前に蓄積してきた分が効いたのか、結果は良く、S組に入ることができました。当時4年生のクラスは上からS、1、2、3組と20人ずつのクラス編成でした。Sや1組になると、先生も力がある先生に受け持ってもらえるようでした。
算数は娘が気に入っていたY先生のほか、国語のI先生や社会のE先生など教え方が上手な先生がそろっていました。先生たちは保護者会などで冗談を交えながらテンポの良い説明をされ、子どもたちに受け入れられることに納得しました。

4年生の間は順調でS組に残ることができました(その後変動がありました)。うちは「授業をしっかり聞いて、出された宿題はきっちりこなす」というシンプルな勉強スタイルでした。娘は先生に言われたことには応えたいというタイプで、そこそこの見栄っ張りでもあったので「恥ずかしいことはしたくない」という気持ちもあったと思います。娘は先生や塾が言ったことに対しては一生懸命応える努力はしますが、自分から「こういう勉強をしたい」「もっとたくさん勉強したい」という意欲は持たない子で、それ以上もそれ以下もありませんでした。S組には入れましたが、クラスの中で上位ではなかったと思います。優秀な子は月末の塾全体のテストでほぼ毎回好成績を取り、テスト後、全国の塾生に配られる会報誌に成績順に名前が掲載されていました。うちの娘は、4年生のときも5年のときも載ったことはありませんでした。名前が載っている同級生は別世界の人のように親子でぼんやり思っていました。名前に特徴のある常連の子は、子どもも親も自然と名前を覚えてしまい、のちに桜蔭に入り、全国の成績上位リストの常連の子を見かけたり、同じクラスになったりすると娘は芸能人と会ったような「○○さんがいた!」と大騒ぎしていました。

塾では学校の学年より一足早く冬期講習後から4年生ではなく、5年生になります。受験のために入塾する子もさらに増え、クラスも2クラスほど増えていきました。うちは4年の時の成績が良かったので、このまま受験する方向へ固まってきました。ところが三学期、学校から帰るなり娘は「部活に入りたい!」と言い出しました。「え?ええええええ!!!!」私はびっくり仰天。娘が入ると言い出したのは、文化系の体育会と言われる合奏部。部活を見学に行って、楽器を演奏する上級生に心惹かれたようでした。朝練夕練とあり、土日も練習だったり演奏会があったりします。「受験で忙しくなるなら無理じゃない?」と私が聞くと、「○○ちゃんも塾行きながら部活するって言っていたから大丈夫」と言います。「塾が始まる前に部活は抜けてるのは構わない」と、顧問の先生がおっしゃったそうです。物理的には無理ではなさそうですが、果たして両立ができるものなのかと思い悩むことになりました。

つづく

葉月なつ
フリー編集者・ライター。空気を読みすぎて流されやすい、ブレブレな19歳の長女と、生まれた時から「俺は俺」という「俺道」を突き進むマイペースな12歳の長男を持つ2人の母。長女が3歳まで出版社勤務。0歳児から長女を保育園へ預けフルタイムで働いていたが、長女が精神的に不安定になり、長女が3歳になったときに退社。以後専業主婦となり、パート勤務のみで家中心の生活。家族の理解を得て、昨年フリー編集者・ライターとして再スタート。

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