実は子連れにメリットの多いキャンピングカー!「カートラジャパン」をママ目線で率直にレポート。
キャンピングカーといえば、「キャンプに行くための車」というイメージがありますが、それだけではなく、キャンピングカーの中で寝泊まりしたり、お料理を作ったりとまるで“動く小さな別荘”的な使い方もされています。
そんなキャンピングカーの最新事情をイベントレポートからチェック!ママ目線でお伝えします。
■キャンピングカーの子連れおでかけメリット
みなさんは、キャンピングカーでおでかけするメリットにはどんなことがあると思いますか?
意外と知られていないのが、子どもがわいわいにぎやかに過ごしても、周りの目を気にしなくていいこと! さらに、キャンピングカーが行けるところなら、どこにでも行くことができ、移動、泊まり共に楽しめるというところも魅力です。行く先が大自然の中なら、子どもにとってはある意味、大冒険!
そんなキャンピングカー、最近ではどんなものが出ているのでしょうか?
■カートラベルの祭典「カートラジャパン 2019」をママ目線でレポート!
そんなキャンピングカーの最新事情を、2019年9月20日~22日、幕張メッセで開催された「カートラジャパン2019」のレポートからご紹介。
「カートラジャパン2019」は、「クルマ×旅」をテーマにした屋内EXPO会場と、都心での車中泊・テント泊体験ができる屋外キャンプ会場を統合した日本最大級の「カートラベル」イベント。会場には車中泊仕様の乗用車から憧れのキャンピングカーまでがそろい、展示会では唯一の 「車中泊・テント泊体験会」も行われました。
会場内には、災害車両、ATM車両、バスタブ付きお風呂カー、「動く京町家」などのほか、軽トラに「部屋」を作った家代わりの車「モバイルハウス」が20台登場して「村」をつくったり、キャンピングカーの内装をDIYして、もはや一つの部屋になった車両があったりと、注目のキャンピングカーが数多く登場しました。
バスタブ付きお風呂カー
バスタブ付きお風呂カー
今回は、5歳の男の子と3歳の女の子を持つママの雪菜さん(40代)に一緒に会場内を巡ってもらい、ママとしての率直な感想を語ってくれました。
会場には子連れや、犬を連れている家族がいっぱい! やはりキャンピングカーといえば子連れファミリーですよね。
●キャンピングカーってどう?
雪菜ママに、まずキャンピングカーをどう思っているのか聞いてみると…
「今はキャンプが流行っていますが、小さな子どもやペットがいる家族が一緒に楽しむとなると、テントだけでは、なかなか環境を整えるのは大変と感じていました。でもキャンピングカーは箱になっていて、安心できるプライバシー空間ができるのがとても良いなと思います。キャンプでは火を起こすのも大変なイメージですが、キッチンがあるキャンピングカーなら安全に調理ができますし、バスタブ付きのお風呂があれば、子どもは汚れた服も身体もさっぱりできるので、次の日もおもいっきり遊べますしね」
キッチンでお料理も可能!
会場にはワンボックスタイプやバスタイプ、車体の上にテントを張るタイプなど、色々なキャンピングカーが展示されていました。ニーズに合わせて車内のDIYも楽しめるものも。
●ワクワクの不思議な空間!
早速、雪菜ママに展示のキャンピングカーに乗ってもらいました。感想は?
「キャンピングカーは、子どもにとって家でもなく、テントでもなく、不思議な空間で遊べる特別な場所になりそうで、ワクワクしました!車内の内装はDIYで大人も遊べて、自分だけのキャンピングカーをつくることができるのも素敵。自然と共存するようなデザインや、付属の雑貨にお洒落なものがそろっていて、見ているだけで楽しくなりました」
●キャンピングカーのレンタルも!
また、雪菜ママが注目していたのが、キャンピングカーのレンタル! ニコニコレンタカーでは、車中泊仕様の軽自動車が1泊2日、10,000円からレンタルできるのだそう。
「キャンピングカーを購入するのはむずかしいという家族にとって、これは嬉しいと思います。まずはこちらから試してみるのもいいかも。値段も良心的ですしね」
■最後に…
たくさんのキャンピングカーを一通り見た雪菜ママ。どうでしたか?
「アウトドアには、キャンピングカーがあったらより安心して子どもも大人も楽しめそう。いつかキャンピングカーを持ってみたいなと思いました。災害も多くなっている最近では、備えのひとつとしてもキャンピングカーが使えるのではないでしょうか」
キャンピングカーは、子どもにとっても大人にとっても楽しみどころ満載ということがわかりましたね。
気兼ねなく子連れ旅行を楽しむためにも、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか?
【参考】
「カートラジャパン2019」
公式サイト
文〇石原 亜香利