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子連れ旅で気になる乗り物酔い、時差ボケ対策。今からできること
2016.04.19

先生おしえて! 子連れ旅で気になる乗り物酔い、時差ボケ対策。今からできること

気になってはいるけれど、実のところよく分かってない……。そんなアレコレについて、専門家の先生にうかがいました! 今回は「小児科」です。

乗り物酔いや時差ボケ。旅先の子どもの体調不良には、薬に頼らず体調を整えて

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もうすぐゴールデンウィーク。国内だけでなく、海外旅行の計画をしているファミリーも多いことでしょう。とっても楽しみだけど、その一方で、子どもの乗り物酔いや時差ボケなどによる体調不良が心配……というパパやママも多いのでは?

「乗り物酔いは3歳をすぎると起こるようになるといわれています。市販で売られている子ども用の酔い止めには、気分を安定させたり、眠気を助長させたり、消化管の働きを抑えたりする効果はあるのですが、実は乗り物酔い自体を予防することはできません。睡眠や食事はしっかりとって体調を整えたり、乗り物に乗ったときに遠くを見るようにさせたり、揺れにくい場所に座らせたり。むやみに頭や体が動かないよう体を安定させたり、リラックスできるような音楽をかけたりして乗り物酔いしにくい状態をつくってあげましょう。場合によっては、少し体を温めて眠気を誘うようにし、寝かせてしまうのも手です」

時差ボケ対策に、睡眠薬を子どもに飲ませても大丈夫なのでしょうか?

「小児科医が時差ボケ対策で子どもに睡眠薬を使うことは、まずありません! 睡眠薬の副反応には呼吸停止があり、長期的に使えば脳の発達にも影響が出てしまうことに。旅行の1、2週間前から現地時間に合わせて睡眠を調整し、旅先では昼間は太陽の光を浴びさせ、夜は暗くして体内のリズムを整えてあげましょう」

安易に薬に頼らず、子どもの体調を整える方法を実践することが第一です。

[ 教えてくれた人 ] 白岡亮平さん
小児科医。夜10時まで365日無休診療の小児科医院、キャップスクリニック総院長。「生活習慣病の予防、改善には食事の改善が必須! 今、食事による生活改善を提案するために、パパやママ向けの『処方レシピ』の開発をしています」

編集・文◯石塚覚子
(Hanakoママ 38号より)