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こんな時はどうしたら良い?離乳食・幼児食のお悩み別対応方法

2019.12.04
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お子さんの離乳食・幼児食は毎日のことですが、「ああ困った!」と思うことはないでしょうか?

幼児期は食生活が非常に大事で、「3歳までに味覚は決まる」と言われるほど人生の食生活のベースとなる貴重な時期。お子さんの食事に関してはママも気になることだと思いますが、やはり悩みが尽きないもの。この時期はどうしてもムラがあり、お子さんによって食生活で悩む内容は異なってきます。6歳くらいまでの幼児期は、ある程度は仕方のない部分もありますが、もしかすると環境がそうさせてしまっていることもあるかもしれません。

今回はお悩み別にどのように対応をしていけば良いか?について紹介していきます。

Mother feeding her little baby boy at home. Close up.

悩み1:遊び食べ

遊び食べはママの悩みとしてよく聞かれますが、手づかみ食べが始まる1歳手前くらいから、食べる時に遊んでしまいなかなか食事に集中できないということがあります。これも成長の証で、行動範囲が広がってくるので様々なことに興味がわき、食事自体に集中できなくなってしまうのです。

この行為自体は決して意味がないものではなく、赤ちゃんも食器や食べ物を触ったり「遊ぶ」行為を通して1人で食べられるようになることを学んでいるので、遊ぶこと自体をやめさせるのではなく、ある程度は見守りましょう。実際に乳幼児栄養調査によると、遊び食べをする時期は2-3歳がピークで、その後減っていき5歳を過ぎるころにはほとんどなくなっているというデータもあります。あまり気にしすぎないようにしましょう。

とはいえ、ずっと見守るといつまでたっても食事が終わらないということもあるので、食事の時間は最大でも30分くらいを目安として、遊び食べをやめない場合はごちそうさまをしてさっと片付けるようにします。

他に遊び食べをしてしまう原因としては、単純に「おなかが空いていない」ということも考えられます。
おなかをしっかり空かせて1日3食を食べるには、生活リズムを整える、食べる間隔を2-3時間は空ける、外で体を使って遊ぶ、などが考えられます。おやつをだらだらとあげたりはせず、食事の時間は規則正しく決めること、またお腹が空くように体を動かすようにするなど、ちょっとした工夫で状況が変わるかもしれません。
あとは、遊ぶ気持ちを引きずったまま食事になると食べ物をおもちゃにしてしまいがちです。子供は基本的に同じことをするのを好むので、遊び 食事の流れを一定にすることが大事。

遊んでいる状態から、いったん切り上げておもちゃを片付ける、手を洗う、前掛けをする、といったような一連の流れをルーティン化しましょう。

悩み2:好き嫌い

好き嫌いはどのお子さんにもあるもの。基本的に子供にとって「嫌いなもの」は「飽きてしまったもの、食べづらいもの(味や食感)」を意味するかと思います。よくあんなに食べてしまったのに、急に食べなくなってしまった、という声を耳にしますよね。同じ物を繰り返し出すと飽きがきてしまうこともあります。

とにかく子供は、今まで食べたことがない、見たことがない食品には危険信号が働いて食べないということがあります。特にピーマンなど苦味の強いものは子供が本能的に嫌がる味わいと言われています。しかし、味は「学習」して覚えていくもの。年齢とともに好き嫌いが減っていくのは、味覚の経験を日々積んでいくからこそ実現するものです。嫌がる食材を何度も何度も無理して食べさせようとすると本当に食べなくなってしまうので、食べないからといって無理強いはしないようにしたいもの。ですが嫌いな食材を一切食卓に出さないのではなく、食べなくても出すだけはしてみる、子供が忘れた頃にまた出してみる、といった工夫を繰り返しましょう。
そういったママの地道な努力が、お子さんの学習を通して少しずつ解消されていくはずです。

他にできることは、子供が喜ぶ形にして「見た目」で気分を盛り上げたり、まずは好きな食べ物に細かく刻んで盛り込み、慣れてきたら形を大きくしていくといったことが考えられます。もちろん子供は楽しい!と感じることが大事なのでママがとってもおいしそうに食べる姿を見せたり、ネガティブではなくポジティブな雰囲気を作り出すことが大事です。

また、食べづらいものというのは苦手と感じる味だけではなく、食感もあげられます。噛みにくい、繊維がある、かたい、口の中がパサつきやすい、ペラペラしているといった子供が嫌がる傾向にある食感の料理を出していないか?一度振り返ってみましょう。

悩み3:小食

小食で悩むママの声もよく耳にしますが、子供は大人よりも体調や気分にムラがあるもの。食べる量は必ずしも毎日一定ではありません。食べないと栄養が気になってつい無理にでも食べさせようとしてしまいがちですが、無理強いしてお子さんが食べること自体が楽しくなくなってしまうとますます食べない原因になってしまうので、まずは家族で楽しく食べるということを最優先します。

食事量は、1日単位ではなく1週間単位くらいで栄養が摂れているかどうかを判断するので大丈夫です。また、食べる量だけで判断するのではなく、成長曲線のラ インに沿っているか、元気で機嫌が良いか、運動量があるか、などを見て「その子自身」の必要量を判断するようにしましょう。

また、小食のお子さんは器にたくさん盛ってあるとうんざりしてしまいがちです。最初から少なめに盛り付けて、これだけ食べられれば大丈夫、と心の負担を取りの ぞいてあげることもポイントです。いつもよりも多く食べてくれたら、大げさなくらいほめてあげると食べる意欲がわいてきますね。小食のお子さんには、少量でも栄養価の高い食品を使うなど、効率的にメニューを考えるのも1つの方法です。

悩み4:食べすぎ

小食とは逆に食べすぎてしまうお子さんもいます。脳の満腹中枢が発達していないので食べすぎてしまうことはありますが、2-3歳頃になるとだんだん食欲が落ち着いてきます。体重が成長曲線内に収まっているかなどを目安にしてみてください。体重が急に増えているようなら、栄養素のバランスが取れているか、ダラダラ食べをしていないかなど、生活習慣を見直しましょう。

どちらかというと食べる量ではなく質に注目してください。脂っぽい食品、糖分や塩分の多い物を食べすぎてないかなど、栄養バランスを意識してみてくださいね。食べすぎのお子さんは、よく噛まずに飲み込んでいるので沢山食べてしまうということもあるので、かみごたえのある食事、例えば食品を大きく切る、加熱時間を調整してかたさを残す、といった工夫をすることもポイントの1つです。

お子さんの食生活、こちらが望むようにはなかなかいかないものですが、これも成長過程のうちの1つ。あまり悩みすぎず、ある程度はこの時期だからと割り切って過ごすようにしていきましょう!

文○やないあつこ