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番外編 親の成長も記録しよう!【わが家のドタバタ小学校受験体験記】
2019.12.17 by Hanakoママ Hanakoママ

番外編 親の成長も記録しよう!【わが家のドタバタ小学校受験体験記】

この連載では、息子の小学校受験(2018年)を通して学んだことを振り返りつつ、「小学校受験に興味はあるけど、まだよく分からない」という読者のママ向けに【小学校受験のイロハ】をお伝えしていきます。


自宅で算数の宿題をする小学生の男の子

番外編 親の成長も記録しよう

これまで、10回にわたり小学校受験の体験記を書かせていただきました。今回は番外編として、親の成長に焦点をしぼってみたいと思います。

繰り返しになりますが、小学校受験は私たち親の選択です。にも関わらず、学習の到達度や生活面の成長を測られるのは子どもだけ……というのは、ちょっと不公平な気がしませんか?

小学校受験を選んだのは私たち。だから、成長の主役も、子どもではなく親の私たち。そのくらいに思っていたほうが、子どもの出来不出来にとらわれずに済むかも知れません。

親である自分の「できる・できない」に意識を向けてみる。

では、親としての成長って何でしょう?これは、一人ひとり違うと思います。のんびり屋さんで規則正しく生活するのが苦手なママもいれば、待つのが苦手で、いつも子どもを急かしてしまうママもいるでしょう。自分の意見を言葉にするのが苦手というママもいるかも知れません。パパはパパで、まったく違う課題を抱えているはずです。

親になったとはいえ、苦手なこと・避けたいことは、あって当然。そのままで済むならラッキーなのですが、いかんせん、子どもよりも親の苦手が、小学校受験の最難関ハードルになるのです。

だからこそ、これから小学校受験をする読者ママのみなさんにオススメしたいのは、自分自身の成長記録です。「今週は図形プリント○枚!」と、子どもの学習計画を意気込んで立てる前に、「夕食のしたくを朝に済ませる」「イライラしたら6秒数える」「ニュースを見たら、一言感想」など、ママの目標を具体的に立ててみてください。

ここで気をつけたいのは、高すぎる目標を掲げないこと。子どもと同様、大人もスモールステップが大事です。例えば、自他共に認めるのんびり屋さんが「これから毎日18時に夕食!」みたいな目標を掲げるのは大変キケンです。

かく言う私も、生まれ持った自分の気質を無視して「良いママ」に近づこうと必死になり、挫折を繰り返してきました。「ぴーすけが自発的に片づけるのを笑顔で待つ」とか。確かに、それが理想なのですが……100%無理なんです。

受験期間中は、親としての自分の目標を何度も何度も見直しては試みるという、試行錯誤の連続でした。「イライラしたら鬼キャラを演じてみる(イエローカード)」「自然観察のつもりで、ぴーすけが片づけ始める時間を記録しておく(クールダウン)」「どうしても怒りたくなったら夫に電話(バトンタッチ)」など、我ながらジタバタしたものです。自分の立てた目標に少しでも近づけたら、欠かさず記録しましょう。「今日の私は、いつもより褒め上手だったかも」「珍しく30分早起きして、洗濯を片づけた」「ぴーすけがつまづいていた観覧車の問題、いい教え方をついに発見!」……こんな調子です。

※うまくいかなかった記録は、読み返してもあまり生産性がないのでオススメしません。

正反対の夫婦だからこそ、お互いのスキルアップの助けになる。

私は当初、子どもの「苦手」ばかり気にして、自分の「苦手」は棚に上げていました。しかし、おかげさまで、小学校受験をきっかけにハッキリと認識し、向き合うチャンスを得たのです。

私の苦手科目はズバリ、「甘える」「手を抜く」「テキトーにやる」でした。自覚は一応あったのですが、これがもう、根っから苦手な人間だったんですね。ギリギリまで独りで頑張りすぎてしまうタイプでして……。

良く言えば「しっかり者の努力家」ですが、子育てにおいては、致命的なハンデになることも。なぜなら、自分が甘え下手だと、子どもにも厳しくなりがちです。手を抜けないと、親子ともに息切れしてしまうし、テキトーにやらないと、楽しむ余裕がなくなってしまうのです。

そんな私のお手本になってくれたのが、自分が苦手なことは、どしどし妻にアウトソージングしてくる我が夫でした。

子どもの成長に躍起になってしまうと、どうしても行く手を阻む厄介キャラに見えてくる夫なのですが、私自身の成長を目的にすると、あーら不思議、「甘える」「手を抜く」「テキトーにやる」達人に見えるではありませんか。

そんな風に目からウロコが落ちたのは、恥ずかしながら第一志望の小学校に落ちた後でしたが、現在通っている小学校の面接では、背のびせず、等身大で臨めました。

また、プレッシャーだったエントリーシートの記入や面接の準備も、達人を見習って夫にアウトソージング。夫は目をクルンクルン回しながらも奮闘してくれました。夫婦ともに、小学校受験の後半戦で自分の苦手にチャレンジ出来、母親としても父親としても、大きく成長できたのです。

そんなドタバタ夫婦を見て、ぴーすけは何を感じている事やら。親歴まもなく7年目の私たち。教科書も成績表もない子育ては、つかみどころがなく不安なことも多々ありますが、小学校受験を経て、自分の「宿題」が何なのか、ようやく分かってきた今日この頃です。

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Hanakoママ

Hanakoママ編集部

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