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番外編その2。小学校受験を経験したママ友3人の声。【わが家のドタバタ小学校受験体験記】
2020.01.06 by Hanakoママ Hanakoママ

番外編その2。小学校受験を経験したママ友3人の声。【わが家のドタバタ小学校受験体験記】

この連載では、息子の小学校受験(2018年)を通して学んだことを振り返りつつ、「小学校受験に興味はあるけど、まだよく分からない」という読者のママ向けに【小学校受験のイロハ】をお伝えしていきます。


番外編その2 小学校受験を経験したママ友3人の声

絵馬

小学校受験に対する考え方や取り組み方は、家庭によって千差万別。これまでお伝えしてきたわが家のエピソードも、その一例に過ぎません。そこで番外編その2では、2018年度〜2019年度に小学校受験をしたママ友3人の声を紹介します。

子どもの特性や家庭の状況に合わせた、学習時間の生み出し方

ぴーすけが年少の11月から小学校受験の準備をスタートしたわが家では、朝7時台に15〜30分程度を家庭学習(プリント学習と運動)にあてていました。夏休みや冬休みも、基本的に時間は固定でした。

一方、息子さんが年中の12月から準備をスタートしたMさんのご家庭では、朝5分プラス夜1時間〜1時間半という学習リズム。ゆったりと時間を使っていたのですね。集中するまでに時間がかかるものの、ハマると粘り強さを発揮するという息子さんの特性に寄り添っていった結果、そのような時間配分になったそうです。

「朝は、パズルでウォーミングアップ。理解にものすごく時間のかかる子なので、プリント学習は、まとまった時間が取れる夜に行っていました。ゲーム仕立てにしたり、具体物を見せて説明するなど、試行錯誤の毎日でした」

夏休みと試験直前には、2週間プリントにまったく取り組まなくなってしまうスランプも経験。それでも、塾の先生と相談しながら、スランプの後に大きな成長があると信じて、おやつの時間にはチョコやブドウを使って数のクイズを出すなど、できることだけを頑張ったと言います。

子どもによって、すぐ集中できる子もいれば、エンジンをかけるのに時間がかかる子もいます。コツコツ続けられる子もいれば、飽きっぽい子もいるでしょう。それぞれの子にふさわしい学習時間は、試行錯誤して見極めていくしかありません。

一方、娘さんが年中の12月から準備をスタートしたOさんの場合は、下の子が寝ている朝30分が唯一集中して家庭学習に取り組める時間帯だったと言います。

「今ふり返っても、学習時間を生み出すのが一番大変でした」と語るOさん。ボール運動やプリントに加えて、面接練習もデイリーに行っていたそうです。弟妹がいるご家庭では、まとまった時間を確保しにくいので、面接練習も早めの時期から取り組んでおくと安心ですね。

息子さんが年中の夏休みから準備をスタートしたHさんのご家庭は、学習も遊びも同じくらい全力で。特に夏休みや冬休みは、午前中3時間プラス午後3時間、合計6時間を塾で過ごす期間と、勉強のことは一切忘れて、海水浴やスキーなどを思いっきり楽しむ期間をきっぱり分けたのだとか。大きな楽しみをモチベーションに集中して頑張る。メリハリの効いた習慣づくりが素晴らしいなと思いました。

愛情がにじみ出る、モチベーションを保つ工夫の数々

小学校受験に向けて様々な学習や運動に取り組んでみると、わが子の心身の発達の輪郭が浮かび上がってきます。この問題は初めてなのにすんなり解けた、こちらの問題は何回解いても苦手らしい……などなど。

また、「楽しいな」「もっとやってみたいな」と強く反応するポイントも、1人ひとり違います。学ぶ意欲を保ち続ける雰囲気づくりは、わが子と言えども、なかなか難しいものです。それぞれのご家庭では、どのようにモチベーションを保ってきたのでしょうか。

Hさんは、「小学校受験は子ども1人が頑張るものではなく、家族全員で頑張るもの」という実感を家族みんなが持てるように、パパが出題して、息子さんとママが競いながら答えるという学習スタイルを取っていたそうです。ワイワイ盛り上がる様子が、目に浮かびます。

Oさんは、娘さんの日々の様子を丁寧に観察するよう、心がけてきたと言います。「年中になり、お友だちとのことで涙する日も多かったので、園の先生と連携しながら、たくさんスキンシップを取ってきました」とOさん。心の成長に伴って、子ども同士のトラブルも何かと増えるのが年中の時期。受験に気をとられすぎず、まずは園生活を大切に整えていく。そんなOさんの姿勢が素敵だなと思いました。

息子さんの発達の凹凸に腰を据えて向き合ってきたMさんは、自分がイライラし始めたら、叱る前にパパに耳打ちしてフォローをお願いするなど、1対1にならない工夫をしてきたと言います。「子どものコンディションが悪くなったら、向き合わないほうがいい。
子どもとママが1対1になると、ろくなことがないです(笑)。煮詰まってきたら、パパや塾の先生を頼って、なるべく向き合いすぎないように心がけました」

Mさんいわく、「親自身のメタ認知(自分を客観視する能力)を試されるのが小学校受験」。成長を願うあまり、わが子に期待や失望を抱いてしまうのは親の性(さが)。そんな自分を客観視できるかどうが親の課題なのかも……と語ってくれました。

いかがでしたか?筆者にとっては、どれもこれも「受験する前に聞きたかった!」と思うほど、参考になるエピソードばかりでした。これから小学校受験をする読者ママの皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。取材にご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。

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Hanakoママ

Hanakoママ編集部

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