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ティッシュの使用量が減った!”さらし”の魅力「家の中」編【親子ではじめる、エシカル暮らし】

2020.03.13

vol.7 すごいよ、サラシさん〜「家の中」編〜

とあるきっかけから、サラシに魅了されたわたし。
前回の「すごいよ、サラシさん〜家の外編」に続き、今回は家の中でもこんなに使えるよ!ということを書きたいと思います。

その1 キッチンペーパーとラップのかわりに

サラシといえば出汁をこすイメージが強く、日々出汁をこす余裕はないんだ!と数ヶ月前の自分が荒ぶりそうですが、出汁はこさなくてもヨーグルトの水切りはたまにしています。サラシはヨーグルトの水切りもできるし、洗った野菜の水も切れる。野菜を包んで蒸すことも、油切りもできる。キッチンペーパーにできてサラシにできないことは何一つないのです。

チンしやすいよう、夕ご飯はワンプレートスタイルです。

そしてラップ。野菜や果物の使いかけを包んだりするのは蜜蝋ラップ(※)が便利なのですが、蜜蝋ラップはレンジの使用ができません。帰宅が遅い夫の夕食はお皿に盛ってラップをかけ、自分でチンして食べてねスタイルの我が家。チンにラップは必需品…というところで、サラシって布。布ってチンできるじゃない!と気づきました。(温タオルをレンジでとかありますよね)乾いたサラシをお皿にふわりとおいておき、食べる前に濡らし絞ったサラシをかけチンしたところ、ばっちり。

※ミツバチの巣から取れる「蜜蝋(みつろう)」をコットンなどの布に染み込ませてつくるラップ。手作りすることもでき、くり返し使えるので環境配慮の点からも今、注目されています。

その2 ティッシュのかわりに

食事時、口や手を拭くのにティッシュを乱用していた子ども達。娘のお友達のうちでご飯をいただいた時、手ぬぐいをかがったお手拭きが出てきて、そんなことができるお母さんの細やかさに憧れを抱いたわたしですが。手ぬぐいをかがろうと思ったら一生憧れたままで終わりそうな自分を卑下せずに、小さく切ったサラシを毎回一人一人に出すことに。切りっ放しのサラシはやや糸が出ますが、畳めば気になりません。使ったサラシはお湯で洗い、汚れが落ちない時は酸素系漂白剤に浸け置き。洗った後、絞って洗い籠等にかけておくとすぐ乾き、臭くならない!

サラシは本当に汚れが落ちやすく、乾きやすい。なのであらゆる場面で使いやすい。繰り返し使って汚れがひどくなったら掃除に使い、最後は埋めて土に還せます。これも天然素材のサラシだからできること。

我が家ではコンポストにいれます。

サラシのおかげでキッチンペーパーとラップとバイバイすることができ、ティッシュの使用量も減りました。便利に使い捨てていたそれらとの別れ。夫は嫌がるかと思いきや、使ったサラシを自ら酸素系漂白剤の中に浸けていました。少しずつゴミやプラを減らしていくことが、家族みんな楽しくなってきているようで嬉しいです。でもたとえば「ごはんは毎回サラシと蒸籠で温めよう!」とか「鼻かむのもサラシにしよう!」と言ったなら、無理かも……となるだろうと思います。負担に思わない変化を始めて、ひとつずつ増やしていく。気づいたら生活ずいぶん変わっていたな、となることを目指していきたいと思います。

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中村暁野

中村暁野(なかむら・あきの)

編集者、エッセイスト。一年をかけてひとつの家族を取材する、家族と一年誌「家族」編集長。家族にまつわるエッセイやコラムの執筆も手がける。夫と9歳女子、2歳男子、たれ耳うさぎのバターと一緒に、2017年から、山梨と神奈川の県境にある藤野へ移住。古い一軒家を少しずつ自分たちで改装しながら暮らしている。
家族と一年誌『家族』