子育てママのお悩み解決メディア

Kids最新の子ども情報をピックアップ!

アレルギーも便秘もまずは菌ケア!意外と知らない子どもの腸内環境事情

2020.04.07

子どもも大人も、健康を語るうえで切っても切り離せない存在の腸内環境。
腸内環境と子どもの成長にはどんな関わりがあるのか、菌ケアドクター下川さんに
教えていただきました。


脳発達にも重要な、子どもの腸内環境

腸内環境の状態は、子どもも大人も関係なく、
身体全体の健康に関わりがあると言っても過言ではありません。

肌あれ、便秘、下痢といった目に見えすいトラブルはもちろんですが、
脳や神経、免疫といった様々な機能にも影響があると言われており、
子どもの健やかな成長発達においてとても重要。

特に乳幼児期は、腸も未発達の状態ですので食べるものや生活習慣で
意識的にケアをしてあげることが大切です。

菌をケアして腸内環境を整える

腸内には、100兆個もの菌が存在し、大きく3つのグループに分けられます。

・善玉菌
・悪玉菌
・日和見菌
(善玉菌と悪玉菌どちらかの優勢なほうに傾く菌)

腸内環境を整えるには、
善玉菌が優位にある状態を作り出す菌ケアを行うことが大切です。

整った腸内環境というのは、イコール善玉菌が多い状態。
悪玉菌が多くなると、腸内が炎症し、本当なら便として排出されるべき
老廃物や不純物が血液を回ってしまうことで、
身体全体に様々なトラブルを引き起こすと考えられています。

腸活のカギとなる菌ケア3か条

tony-hand-C9Ni6Gh_gWk-unsplash

では、腸内の菌をケアするにはどうすればよいのでしょうか。
大切なことは3つです。

⓵菌を摂ること
一般的に「プロバイオティクス」と呼ばれる考え方で、体外から良い菌を取り入れます。
腸内環境は人によって千差万別。まずは良い菌を補充してあげましょう。
具体的には、発酵食品や、サプリメントによって摂取できます。

⓶菌を育てること
体内にはいった菌は、腸内で代謝され、身体とって有益な成分を生み出します。
そのため、良い菌を摂取するだけでなく、菌のエサとなるものも必要不可欠です。
オクラや海藻類に代表される水溶性食物繊維や、
大豆製品に含まれる難消化性オリゴ糖などが当てはまります。

⓷菌の邪魔をしないこと
良い菌=善玉菌の邪魔をしないためには、悪玉菌を増やさないこと。
悪玉菌のエサとなる食べものや生活習慣を控えることも大切です。
添加物や人工甘味料、過剰な動物性たんぱく質の摂取は控えましょう。
また、睡眠不足やストレスも悪玉菌の大好物ですから
気を付けてくださいね。

子どもの腸内環境を整える食べもの・飲みもの

providence-doucet-5za6niH4qpw-unsplash

前述したように、子どもの腸内環境を整えるには、
善玉菌そのものや、エサとなるものを積極的に食事に取り入れましょう。

味噌汁・納豆・ぬか漬け

朝ごはんには、お味噌汁・納豆・ぬか漬けといった発酵食品を。
特にお味噌汁は、きのこや海藻、根菜や葉野菜など、
菌のエサになる不溶性食物繊維が豊富な食材をいれれば、完全なる菌ケア料理です。

甘酒+豆乳ドリンク

子どもは甘いものが大好きですよね。甘酒を豆乳で割ったドリンクは
デザート感覚で飲めるので子どもにも飲みやすく菌活ができます。
玄米タイプの甘酒を選ぶと、ミネラルや食物繊維も取れてさらにおすすめです。

りんご

りんごに含まれるポリフェノールには、善玉菌の一種、ビフィズス菌の働きを助けてくれる作用が。
できれば無農薬や減農薬のりんごを皮ごと食べることで
100種類以上と言われるポリフェノールを摂取できて効果的ですよ。

下川 穣

下川 穣 (しもかわ・ゆたか)KINS 代表

口腔内フローラや腸内フローラを専門とする歯科医師。別名、菌ケアドクター。「健康と美と、菌の関係」に深く感銘を受け、「菌ケア」を正しく伝える第一人者としてKINSのサービスをスタート。目に見えた症状だけをケアする対処療法ではなく、症状の根本的な改善することで美肌を育むメソッドを提唱している。yourkins.com

下川 穣さんの記事一覧 →
下川 穣さんの記事一覧 →