もう怒らないと決めたのに・・・ どうしても怒ってしまうママへ。今すぐ実践できる【怒らない子育ての3つのポイント】
「今日もまた、子どもに怒ってしまった……。」
新型コロナウイルスの影響で子どもと過ごす時間が増加。夏休みや冬休みと違い、外出して楽しく過ごすことができない毎日の中、怒りたくないのについ怒ってしまう、というママも多いのではないでしょうか。
そんな今こそ、今すぐ実践できる【怒らない子育ての3つのポイント】を押さえ、怒ってしまう子育て→怒らない子育てに変えてみましょう。この記事では、ママの気持ちが変化する怒らない子育ての3つのポイントについて紹介します。
「怒らない子育てをしたい」「怒らない子育ての簡単なポイントがあれば知りたい」というママは、ぜひ最後まで読んでくださいね。
そもそも、どうして怒ってしまうのか?
怒りたくない! と強く思っても、怒ってしまう。
それは一体なぜなのでしょうか?
実は人間には、できていない部分に意識を向けやすいという特性があります。だから子どもの良いところよりも悪いところ、マイナス面にばかりが目がいくのは自然なこと。怒らない怒らない! と思っても怒る子育てになってしまう理由は、人間の持つ特性が原因だったんですね。
・欠点ばかりが気になり、怒ってしまう
・できていない部分が気になり、イライラする
のは、子育て中のママのみならず、人間なら当たり前のこと。
では、どうすれば怒る子育てから怒らない子育てに変えられるのでしょうか?
それにはまず、怒らないようにする意識が必要です。
怒らない子育てをするためのコツは?
それでは、怒らない子育てのための3つのポイントをご紹介します。
①見つけよう!できて当たり前のこと
まずは、子どもが当たり前にできていることに注目をしてみましょう。
そんなのできて当たり前でしょ! と思う部分に注目すれば、イライラしづらくなります。
なぜなら脳は、注目したことを集める特性があるから。「妊娠をしたら妊婦さんをよく見かけるようになった」「欲しいと思ったかばんを持っている人をよく見かけるようになった」なんて経験はありませんか?
当たり前だけど良い部分に注目をするだけで、子どもの良い面がどんどん見えるようになってくるのです。
例えば、
・元気
・ご飯を食べた
・寝た
・笑顔が可愛い
・肌がツルツル
まずは、こんなありのままの子どものいいところに目を向けてください。
もしこれが簡単で、もうワンランクアップさせたい! というママは、この当たり前の良い部分を
・ノートに書いてみる
・声に出してみる
など、手を使い、声を使い表現することをおすすめします。
さらに、ママであるあなた自身の当たり前にできていることにも注目をしてみましょう。
たったそれだけでも、心がスッと軽くなるはずですよ。
②「まあいっか」の呪文
次に、怒ってしまいそうな瞬間にとにかく「まあいっか」と言ってみてください。
なぜかというと、口に出して言ったことを本当だと脳が錯覚を起こし、本当にまあいっかと思えるようになるから。
驚くほど簡単なことです。とにかく「まあいっか」と言ってみましょう。
例えば、
カーペットに大量の牛乳をこぼした →「まあいっか」拭けばきれいになる!
ご飯を残した →「まあいっか」食べたくない時もあるよね
兄弟喧嘩がひどい →「まあいっか」喧嘩するほど仲がいい兄弟だね
本当に「まあいっか」と思っていなくても、とにかくまず言ってみることが大切です。怒りそうになったら「まあいっか」と呪文のように唱えてみる。”言葉の力”で怒りの気持ちが軽くなっていくはずです。
③ママではない”ワタシ”へのごほうび私時間
最後は自分だけの時間を1日最低30分だけでも作ることが大切です。なぜならママが自分を満たしてあげることで、自分自身のイライラを減らせるから。
自分だけの時間を作るなんて無理! と思うかもしれませんが、大丈夫です。
子どもが寝た後や起きる前、お昼寝中などスキマ時間でOK。家事や仕事ではなく、
例えば、
・趣味に没頭する
・DVDを見る
・好きなアーティストのMVを見る
・漫画を読む
など、ママではなくあなた自身が心から楽しめる時間を作りましょう。
そうすることで自分自身が満たされ、ママとしてがんばる時も怒りの感情が出づらくなるはずです。
まとめ
怒らない子育てをするためには
・子どもが当たり前にできている部分に注目をする
・「まあいっか」と言ってみる
・自分を満たす時間を作る
の3つを意識してみましょう。
子どもを怒ってしまうのはママが悪いわけではありません。
あなたがいつも一生懸命がんばっていることをいちばんよく分かってくれているのは、怒られてもママ大好きな子どもです。その子どものためにも、今日からは、ぜひあなた自身を満たしながら怒らない子育てをしてみてくださいね。