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科学絵本が子どもに教える3つのこと
2016.05.04

編集部の取材エピソード 科学絵本が子どもに教える3つのこと

科学絵本で広がる子どもの力って何?

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私の初めての絵本との出会いは、4歳の頃、クリスマスにもらった『ぐりとぐらのおきゃくさま』(中川李枝子文/山脇百合子絵 福音館書店)『おやすみなさいフランシス』(ラッセル・ホーバン作/ガース・ウィリアムズ絵/松岡 享子訳 福音館書店)という2冊の絵本。

フランシスに出てくる、暗闇の中のガウンの怖かったこと! ぐりとぐらの焼いたケーキのおいしそうなこと! その感動は大人になった今も忘れることができません。

その感動を子どもたちにも伝えたくて、子どもが小さいころは、毎晩絵本の読み聞かせをしたものです。子どもといっしょに絵本の世界にどっぷり浸るひとときは、忙しい毎日のささやかな楽しみでした。

わが子たちはとっくに絵本を卒業してしまったので、まだまだこれから!の3・4・5のママたちがちょっとうらやましい!

ところで、絵本ってたくさんありすぎて、何をどう選べばいいのか悩んでしまいますよね。

そこで、子どもに何を読むか迷ったときによく利用していた、絵本紹介サイト、「絵本ナビ」の編集部を訪ねてみることに! 今回は、科学絵本に絞って、どんな本を選んだらいいのか、絵本ナビ編集長の磯崎園子さんに聞いてみました!

「なぜ?」「なぜ?」攻撃のときこそ、科学絵本の出番

編集部を訪ねると、テーブルの上にはどっさりとおススメ絵本が積み上げられていました。

「ロングセラーはたくさんあるので、あえて、新しいものをピックアップしました」と磯崎さん。なるほど、しばらく絵本から遠ざかっていたら、面白い本がいっぱい出ているんですね。その一部は、Hanakoママ本誌でも紹介しているのでぜひそちらをご覧ください!

本誌にも書いていますが、科学絵本選びのポイントは、「子どもが今、何に興味を持っているかをよく観察して、興味に合ったものをタイミングよく差し出すこと」なのだそう。つまり、おススメ本は、子どもごとに違っていいってことですよね。

意外だったのは、磯崎さんのセレクトには、図鑑や事典、絵本でもかなり文字の多いものなど、「え? 3・4・5歳には難しすぎるのでは?」という本が多かったこと。こんなの、わかるのかしら?

「大丈夫。絵や写真が多いので、眺めるだけでも楽しいのが科学絵本のいいところ」と磯崎さん。
「それに、子どもは親が思う以上に理解力があるものなんです

今は小学校6年生の磯崎さんの息子さんは、車が好きで、最初は簡単な絵本を見ていましたが、だんだんそれでは飽き足らなくなって、どんどん難しい本を読むようになったのだとか。保育園時代に愛用していた図鑑は、ボロボロになった今でもときどき見ているそう。
「子どもだからわからないだろうと、決めつけてしまうのはもったいない。今は全部理解できなくても、そのうち『ああ、そうだったんだ』とわかるときがくるはず」

3・4・5の子どもの「なぜ?」「なぜ?」攻撃は、忙しいときはうんざりするものですが、そんなときも、科学絵本の出番。

「『本に聞いてみよう!』と親子で図鑑や事典を見るのもいいですよね。自然と調べる力がつくし、そのうち子どものほうが物知りになって『ママ、◯◯って知ってる?』と言ってきますよ」
 そんなんときは、すかさず「へえ~、よく知っているね!」という声がけも忘れずに。

 
自分で調べる力、調べて発見する楽しみ、人に教えてあげる充実感。科学絵本にはいろいろなことを子どもに教えてくれそうです。
 

※本記事はこちらで読めます!