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ママも子供にも体に良い発酵食品 実は食べる時間帯がポイントだった!

2020.06.13

発酵食品が体に良いというのはよく耳にすると思いますが、発酵食品を意識的に取り入れている方もいらっしゃれば、無意識に自然と食べている方も多いはず。発酵食品は日本人にとって非常に身近な食品ですよね。ママにも小さなお子さんにもおすすめなのですが、実はこの発酵食品、食べる時間帯によって効果が変わるというのをご存知でしたか? 発酵食品それぞれの特徴を理解し、その食材に合った時間帯に食べることでぐんと効果がアップするのを期待できます!


そもそも発酵食品って何?

有機物に細菌やカビ、酵母といった微生物が働きかけ、人間の身体に良い物質を作り出すものです。もともとは、冷蔵設備のない時代に食材を長期保存するために微生物の発酵を利用していたもの。発酵食品は祖先の方々が生み出した生きる知恵ですね。                              

また、菌の働きによって旨み成分であるアミノ酸が生まれます。微生物はたんぱく質を分解してブドウ糖にし、自然な甘さをプラスする力もあるので、発酵食品がおいしいと感じるのは自然のことです。

ママに発酵食品がおすすめな理由

妊娠、出産、子育て…とママは身体のめまぐるしい変化を感じるライフイベントが多いですが、子供第一になるので自分のことは後回しになるというのが現状。自分の身体のケアが十分にできなくても、発酵食品は食べるだけでママの健康や美容に役立ってくれる強い味方です。

発酵食品の良いところは、「腸内環境の改善」「疲労回復」「アンチエイジング」「美肌」など。最大の効果は腸内環境の改善で、腸内の善玉菌を増やす効果や悪玉菌を撃退するなど、さまざまな発酵食品がその力を発揮してくれます。腸内環境を整えると、便秘が良くなるだけではなく免疫力も高まり、身体全体の調子が整うので言うことなしですね。                   

他にも、疲れた身体にクエン酸を含むお酢、ビタミンBが豊富な甘酒といったものを取り入れると疲労回復に。出産直後や育児で疲れたママにもうってつけです。もしお肌の状態が気になるなら、ぜひ野菜のぬか漬け、味噌、ヨーグルトなど美肌を作るビタミンCが含まれるものを。納豆は女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが含まれるのでお肌にツヤやハリをもたらしてくれます。   

小さなお子さんに発酵食品がおすすめな理由

発酵食品は免疫力を高めてくれるものでもあるので、成長期のお子さんにもおすすめなのですが、もう1つ良い理由が脳とも深い関係があるということ。   

実は腸は第二の脳とも言われており、腸で受ける刺激や感情が気分に影響を与える可能性も指摘されています。つまり発酵食品を食べる=腸内環境が整う=セロトニンなどの物質が増え、お子さんのイライラを抑えたり、やる気を起こしてくれたりします。お子さんの精神状態を考える上でも発酵食品はぜひ取り入れたいですね。

では、実際に発酵食品はどのタイミングで食べると効果がUPするかを紹介していきます。

1. 味噌(お味噌汁)

まずは日本人にとって欠かせない味噌。大豆を蒸して麹や食塩を加え、発酵・熟成させたものが味噌ですが、医者いらずの万能薬と言われるほど身体に良い食品です。お味噌汁を毎日1杯飲むことで胃がん・乳がんのリスクを減らしたり、女性が気になるお肌のシミの進行を止めてくれたりといった抗酸化作用が働くと言われています。                              

お味噌汁を飲むタイミングは1日のうちでいつでも良いのですが、おすすめなのが食事の最後に摂ること。つい食べ過ぎてしまった時などは最後にお味噌汁を飲むとコレステロール値の上昇を抑制してくれ効果があります。塩分が気になる方も、お味噌汁の具を沢山にすることで塩分過多も解消されるのでおすすめです。

 2. 納豆

納豆は言わずもがな体に良いとされている発酵食品の1つ。納豆菌は多くの酵素を作り出し、消化促進、生活習慣病予防、美肌効果、整腸作用など嬉しい効果がいっぱい。腸内の悪玉菌を減少させ善玉菌を増やす作用があるので、毎日1パック取り入れたいくらいの食品です。毎日1パックほど取り入れると美肌効果を期待できるとも言われています。                      

実は納豆は人の精神状態にも働きかけてくれる食材。幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌を促し、脳をリラックスさせ催眠効果を持つと言われています。納豆はセロトニンの材料になるトリプトファンが豊富に含まれていることもあり、ぜひおすすめしたいのが夜に食べること。 寝つきが悪い、朝が苦手…といった方はぜひ納豆を夜ごはんに取り入れてみてください。きっと安眠効果が期待できます。

3. ヨーグルト

発酵食品の中で気軽に取り入れられるものの1つがヨーグルト。ママもお子さんも日々食べている方は多いかと思います。ヨーグルトの魅力は、何といっても腸をきれいにしてくれる整腸効果。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やしてくれる働きがあります。だた、この乳酸菌は腸にずっといてくれるわけではないので、お腹の調子が気になる人は毎日食べることをおすすめします。  

ヨーグルトはなんとなく朝というイメージもあって、朝食に食べる人も多いのではないかと思うのですが、便秘が気になる、腸をきれいにしたいという人はぜひ夜に試してみて下さい! 寝ている時間に善玉菌が増殖し、次の日の朝からお腹の調子が良くなることが期待できます。オリゴ糖の含まれるはちみつなどと一緒に食べると腸活にもってこいのスイーツとなるので、食後に甘いものが食べたくなってしまう人はぜひヨーグルトに変えてみて下さいね。  

4. 麹 (塩麹や甘酒)

麹は消化を促進してくれたり、ビタミンB群の働きで疲労を回復してくれたりと優秀な食材の1つです。塩麹は、お肉や魚に和えると酵素の働きで柔らかく食べやすくなったり、旨味がアップしたりと使いやすい調味料。甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養のあるドリンクです。                 

そしてママにも嬉しいのが、麹に含まれるビタミンB群や麹酸が皮膚の代謝をアップさせたりシミの原因となるメラニン色素の生成を抑制してくれること。美肌効果も期待できます。                

おすすめなのは甘酒は朝、塩麹は夜に取り入れること。朝の始まりに甘酒を摂ることで効率的にエネルギーが吸収されるので、満腹感が得られて肥満防止にもつながります。また、甘酒は少しカロリーの高いので身体を動かす前の朝に飲むようにしましょう。一方塩麹は、消化酵素が多く含まれており胃に優しいので、夕食時に取り入れれば消化を促してくれ身体にも負担がかかりません。食べすぎ、飲みすぎてしまったと感じている日にもぜひおすすめしたい食材です。

ぜひこの機会に、効果的な時間帯を意識して発酵食品のパワーを存分に味わってみて下さいね。

やない あつこ

やない あつこ (やない あつこ)食育スペシャリスト、離乳食アドバイザー、幼児食インストラクター。

毎日手作りのおかずが何品も出てくる家庭で育ち、健康的なご飯に目がない料理好き。シンガポールでの娘の出産・子育てをきっかけに、現在は東京都内で離乳食・幼児食作りや子どもの食育の教室・活動に励んでいる。娘のごはんや子ども向け料理レシピをInstagramで更新中!instagram.com/sally_eat

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