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【幼児の熱中症対策】水分補給だけはNG!気をつけるべき4つのこと

2020.07.11

気温も湿度もぐんぐん上がる季節。今年はコロナウイルス対策としてマスクの着用もあり、熱中症はとても心配です。「幼児の熱中症対策」気になりますよね。

熱中症とは、気温や湿度が高い環境によって体温調節のはたらきに異常が起こる病気。熱中症は真夏だけでなく、急に気温や湿度が上がる6月下旬から危険度が増してきます。梅雨の間に急に晴れてぐっと気温が上がるときや、梅雨が明けて蒸し暑くなるときは注意が必要です。

とくに、体温調節機能が未発達な幼児は熱中症の危険度が高いので、しっかりとした対策が必要です。

今回は幼児の熱中症の対策を紹介していきます。「水分補給のほかにできる熱中症の対策を知りたい」「幼児の熱中症がこわい」と思っている方はぜひ最後まで読んでくださいね。


幼児は熱中症リスクが高い理由

幼児は大人に比べて暑さに弱く、熱中症になりやすいといわれています。なぜなら、汗をかく機能が大人に比べて未熟だからです。幼児は大人と比べ、暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかります。だから、体温を下げるのにも時間がかかってしまうのです。そのため体に熱がこもりやすく、体温が上昇しやすくなってしまいます。幼児は全身に占める水分の割合も高いため、外の気温の影響を大人より受けやすくなっています。

幼児は大人よりも身長が低いため、地面からの照り返しの影響を強く受けます。パパやママが暑いなぁと感じているとき、子どもはもっと暑さを感じているのです。たとえば大人の顔の高さで32℃の時、子どもの顔の高さでは35℃程度。自分が暑いなと感じているなら、より注意が必要です。

また幼児は遊びに夢中になっていると自分で体調が悪いこと、喉が渇いたことに気づかないこともあります。もっと小さなお子さんの場合は、暑さや喉の渇きを言葉でうまく伝えることができません。だから周りの人が気がついたときには、かなり悪い状態になっているということもあるのです。

幼児の熱中症対策に欠かせない水分摂取

特に最近の夏は気温が高く、日差しも強いので、幼児の熱中症にはしっかり対策を取っておくことが必須です。熱中症対策といえば、まずは水分です。

幼児の熱中症対策には、こまめな水分補給が必要。本人が「喉が渇いた」と思ったときには、もうすでにかなり水分が失われているのです。そのために、

●子供が喉が渇く前に少しずつ水分と塩分を補給させる

●水筒・ペットボトルを持ち歩かせる

ことが大切。ただし、熱中症対策として水分摂取だけでは不十分です。次の章から、水分摂取以外の『幼児の熱中症対策』について詳しく紹介します!

幼児の熱中症対策①黒い色の服は着せない

黒い色は日光を吸収しやすいので、暑くなりやすく、熱中症のリスクが高い色です。

ある外壁の温度調査では、気温35度の状態で、白い外壁は40度、黒い外壁は53度だったという結果が出ています。同じ環境でも、白と黒の色のちがいだけで、13度も温度が変わってしまうのです。黒は紫外線を吸収し、白は紫外線を跳ね返す作用があるため、温度に違いが出るのです。

だから気温が高く暑い日に、屋外にいる時間が長い場合は、黒色の服、帽子は避けるべき。代わりに白色クリーム色など薄い色の服を子供に着用させてあげましょう。

幼児は気温と体温に合わせて衣類を調節することが大切です。通気性が良く、涼しい素材の服を選んであげたいですね。

屋外だけでなく冷房の効いた屋内に入ったりすることもあるなら、暑さに応じて着たり脱いだりが自由にできるような服を選んであげましょう。屋外では、直射日光が当たらないようにするために帽子もかぶせてあげてくださいね。

幼児の熱中症対策②子供を車内に置いていかない

「車に乗っていたら、子供が寝てしまったからエアコンをつけたまま、車内に残し寝かせておいた」

車に乗っている方は、こんなこともあるかもしれません。でも暑い日は、ほんのちょっとの時間でも、車内に子供だけを置いていくのはとても危険です。エアコンが突然止まってしまう可能性もあるからです。途中で起きてしまい、親の姿が見えないことで不安になり、泣いて体温が上がってしまうこともあります。

ほんのちょっとのつもりでも、何か考えたり、気を取られていると、時間は自分が思っている以上に過ぎています。スーパーに買い物へ出かけ、自分自身が買うものをすぐに見つけてもレジが混んでいるということもあります。子供を車に乗せていたことを忘れて長時間放置し、死亡してしまったという悲しい事故は絶えず起きています。

短時間でも、暑い日は車に子供だけを残さないようにしましょう!

子供の熱中症対策③ベビーカーに注意

ベビーカーは、熱中症のリスクが高いアイテムです。なぜなら、地面に近いので、地熱や照り返しを受けやすいから。

環境省の熱中症予防サイトによると、地面から150cmの高さと、ベビーカーによくある高さの地面から50cmを比べると、暑さ指数が2度高くなったという報告があります。

つまり、パパやママの体感温度よりもベビーカーに乗っている子供は、かなり暑さを感じているということ! 気温が高く日差しが強い日は、ベビーカーを日なたに置くことと長時間の使用を避け、熱中症予防につなげましょう。

幼児の熱中症対策④おしっこの回数を意識

気温や湿度が高く暑い日は、子供のおしっこの回数を注意深く観察しましょう。なぜなら体内に水分が足りなくなってくると、おしっこの回数が減ってくるから。おしっこの回数が少ないと感じたら、すぐに子供に水分を与えましょう。

子供はなにかに夢中になっていたりすると、喉が乾いていることに気がつかず、水分を摂ることを忘れてしまいます。顔が赤く火照っている、汗をいつも以上にかいているなど、パパやママが子供の水分不足を細かく察知し、熱中症を予防してあげましょう!

暑さに負けない体力作りを心がけて

蒸すような暑い日は、部屋や車内では冷房を使用することも熱中症対策です。でも、いつも冷房の効いた部屋にいると汗をかく機能が育たず、暑さに弱くなってしまいます。

朝の早い時間や涼しくなった夕方など、公園で遊んだりお散歩するなど適度に体を動かして暑さに負けない強い身体を作ることも熱中症の予防につながります。

幼児の熱中症対策まとめ

幼児の熱中症の対策は、まずはこまめな水分摂取。そして、白い色の服を着せる、車内に子供を残さない、暑い日のベビーカーの長時間利用は控える、おしっこの回数を意識することです。

しっかりと対策をして、暑い夏を乗り越えていきましょう!

参考:(環境省 熱中症予防サイト)

https://www.wbgt.env.go.jp/lifewbgt.php

参考:(国立成育医療センター)http://www.ncchd.go.jp/hospital/sickness/children/heatstroke.html

参考:https://matsuosekkei.com/naigaiondosa/

いろは

いろは (いろは)ライター

港区麻布にこじんまりとひっそり暮らすシングルマザー。長男小3は自閉症スペクトラム症、ADHD、LD。5歳長女は自閉症スペクトラム様症状が増大中。これまで不登校だった長男に変わり、不登園を貫く長女と毎日濃密な時間を過ごす。子どもたちのおかげでたくさんの人から優しさを享受中

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