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キャッシュレス時代到来!子どもに今から教えたい「お金」のこと。

2020.07.10

こんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

私が最近セミナーやオンラインサロンの中でよく質問されるのが「子どもとお金」についてです。ということで、今回は「お金」についてお話したいと思います。


今なぜ「お金」が注目されているのか?

昨今よく耳にする「お金」の話。日本は、お金に関して興味がない人が多いそう。というのも「お金の話を人前で行うのは恥ずかしいこと」と言われた経験はありませんか? 古くからある文化が未だに生き続け、これがお金に関して興味を持たないきっかけともなっているようです。しかし、お金は生きていく上でとても大切ですよね。高齢になればなるほど、お金に関してのリテラシーは高くなるそうですが、それは色々な経験をしているから必然的に高くなるそうです。

しかし、早いうちからしっかり学んでリテラシーを高くしておけば、社会に出た時からお金の知識をつけ、運用や資産を増やすことができるようになります。いつまでも、親が面倒を見ることはできませんよね。「子どもの自立」の一つとして、この「金融」が注目されているのだと思います。

では、具体的に子どもにどのように伝えていけば良いのか? 次の章で話していきたいと思います。

概念レベルで考えさせていく

では、子どもへお金のことを伝えていくにはどうしたら良いでしょうか? 経済学や表、そして難しい言葉を教えても子どもはその言葉の意味を理解していないので、興味をもつどころか、苦手意識を持ってしまうでしょう。

そこで、大切なのは「実践」を積ませることです。例えば、私が実践しているのは、子どもに500円を渡して、買ってきてもらいたいものだけを紙に書いて渡し、スーパーへ買物に行ってもらいます。余ったお金は自由にして(貯金しても好きなものを買っても良い)いいことだけを伝えます。ここで、子どもが学ぶのは「物の値段」です。

例えば、きゅうりが一本100円のものと80円の物がある。どちらも「きゅうり」だけど値段は違う。100円のものよりも80円のものを買ったほうが、自分の利益につながるわけです。書かれた物を買いに行けば良いのですから、間違いではありません。利益が出たものを、自宅で貯金箱に入れていくと「重さ」となって現れます。「重くなればなるほど、お金が貯まった証拠」と体現して学べば「お金」と「貯金」そして「運用」などを自然と覚えていくようになります。

数の概念を理解し始めるのは、3歳後半くらいからですから、興味を持った段階で教えていくと子どもは自ら能力を伸ばしていきます。大切なのは「興味」をもたせることなのです。

私が子どもたちと一緒に買物へ行く動画をご覧ください

公共の機関で学ぶ

「借りたものを返す」で思い浮かぶ公共の機関はどこでしょうか?

正解は「図書館」です。この図書館を使って、「借りたものをきちんと期限内に返す」ということを学ばせていくのも良いでしょう。また、借りている期間は自分の物ですが「あくまでも借り物であること」と意識させることも大切です。

これは、クレジットなどの教育にも繋がります。クレジットを使い始めた直後は「借りている」という意識が薄れてしまい、気付いたら返済に追われ、滞納し自分のキャリアに傷をつけてしまうなんてことありますよね。傷つく前に「借りたものは返す」を小さなうちから学んでおくと、それがこうした状況下のときに生きるようになります。

お小遣い問題どうしてますか?

セミナーに参加する方々の中でもよく質問されるのがこのお小遣い問題。月1で渡すことが良いのか? お手伝いをしたら渡せば良いのか? 悩んでいる方が多いです。専門家の方にお話を伺ったのですが、幼児期はずばり「毎週制」がいいそうです。理由は、月額制だと小さい子どもは、数字の管理を1ヶ月通して行うのは難しいからということ。とにかく、毎週渡して把握させていくことが大切なんだそうです。小学校の高学年になったら月1にしていくといいそうですよ。

また「ご褒美制」に関してなのですが、大人が仕事として頼んだもの(例:先程の買い物や草むしりなど)に関しては、ご褒美としてお金を渡すことは良いのですが、家族の一員として当たり前のこと(例:洗濯物を畳んだり、カゴに入れたり、兄弟の世話をしたりなど)は、お金を絡めることではないと話していました。そこに対価を支払ってしまうと、お金でしか動かない様になってしまうそうです。

キャッシュレス時代だからこそ、大切にしたいこと

電子マネーがだいぶ普及し、硬貨を見かけない時代となりました。しかし、そんな時代だからこそ「硬貨」を大切にしてほしいです。硬貨には「重み」があります。この「重み」は「自分で一生懸命頑張って稼いだ!」というたくさんの「思い」も込められています。ですから、小さなうちは、お金=硬貨という認識をさせることが必要で、大人が外食で支払うときも現金で支払うことが大切です。

その昔、お給料が現金で支払われていた時代は、給料日に父親が母親に渡し、家族の中で頂いた給料の現金を数えるという習慣がありました。そこには、お金のありがたみをみんなで共有するという文化があったのかもしれません。

「転ばぬ先の杖」という言葉があるように、小さなうちから学びは大切です。今回記事にしたことを参考に、是非お金の教育をしてみてくださいね。

河西 景翔

河西 景翔 (かわにし けいと)子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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