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キッチンまわり、大丈夫? 食中毒を防ぐためにできること
2016.05.14

先生おしえて! キッチンまわり、大丈夫? 食中毒を防ぐためにできること

気になってはいるけれど、実のところよく分かってない……。そんなアレコレについて、専門家の先生にうかがいました! 今回は「小児科」です。

食品とキッチンまわりの衛生管理、家族みんなの手洗いを徹底しましょう!

Kitchen utensils on shelf against rustic wooden wall

ジメジメした梅雨の時期に気になる食中毒。湿度と気温が高いこの時期は、食中毒の原因“細菌”の活動には絶好のチャンスです。普段から衛生管理に気をつけている小さい子どもがいるファミリーも、よりいっそう注意が必要に。

「食中毒は、ウイルスや細菌が繁殖した食べ物を摂取することで起きてしまいます。予防をするには、まずは食材と調理器具の管理が大切。日が経った食品や生ものは避け、食材を扱うときは必ず手を洗うのが基本です。急性食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌は、傷口に多くついているので、手に傷がある場合は食材に移らないような対処を。まな板や包丁などの調理器具はウイルスや細菌が繁殖しやすいので、こまめに熱湯消毒や塩素消毒、またアルコール除菌を行うことが大切です

食中毒の症状は?なってしまったら自宅ではどんな対処をすればいい?

「発熱、嘔吐、下痢などが特徴的な症状で、大腸菌やサルモネラ、カンピロバクターが原因だと腸管に炎症が起きるので、便が出きってもダラダラと血便が出てしまいます。食中毒になってしまったときの対処法は、お腹のかぜのときと同じ。下痢が続いて苦しそうでも下痢止めは使わず、胃腸に負担がかからないように少しずつ水分補給しながら、ウイルスや細菌を全部出してしまいましょう。ただ、吐いているときに無理に水分を摂ると、それが刺激となってまた吐いてしまうので、お腹が落ち着くのを待ってスプーン1杯分の水から水分補給を再開しましょう」

大人子ども関係なく、つらい食中毒。これを機に家族全員で手洗いを徹底し、子どもには“食の衛生管理”の大切さについて話してみませんか?

[ 教えてくれた人 ] 白岡亮平さん
小児科医。夜10時まで365日無休診療の小児科医院、キャップスクリニック総院長。「今年度は、スポーツドクターとして、スポーツをする子どもたちや地域の方々の健康を支えていく活動もやっていきたいと思っています!」

編集・文◯石塚覚子
(Hanakoママ 39号より)